集英社オレンジ文庫<br> ポップコーン・ラバーズ あの日出会った君と僕の四季

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集英社オレンジ文庫
ポップコーン・ラバーズ あの日出会った君と僕の四季

  • ISBN:9784086800952

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内容説明

ごく普通の大学生である森園真広は、ある春の日、学内の図書館で印象的な女性を見かけた。友人の紹介で始めたアルバイト先のミニシアター【ボニー&クライド】で、殺人事件があったことを知るが、その時の被害者こそが、図書館で見かけた女性だった。幽霊になった彼女の名前は、明神みなも。それから真広は、みなもと奇妙な生活を送ることになって……?

目次

プロローグ
第一章 スプリング・ファントム
第二章 サマー・キャット
第三章 オータム・コレクション
第四章 ウィンター・メモリー
エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

49
大学生の森園真広はミニシアターでバイトを始めたが、そこは明神みなもという大学生が殺害された場所であった事を知る。そんな中、真広は図書館でみなもの霊と出会い、そこから奇妙な同棲生活が始まり、事件の真相にも迫っていく事になるが…。みなもが多くの人からとても愛されていて、霊となった彼女も茶目っ気があり、父の再婚に気乗りがしない真広の心を支えてくれる彼女の姿が優しげで、理不尽な理由で殺された事が悲しい。猫に憑依したみなもが散歩をしようとして、夏の熱い道路で足を焼き、慌ててキャリーバッグに逃げ込んだのが可愛かった。2016/10/08

佐島楓

36
犯人の動機が理解できなかった。そのためそれまでの展開が台無しになってしまっていて、残念。2016/08/31

よっち

29
友人の紹介でミニシアターでバイトを始めた大学生・森園真広。彼が図書館で見かけた印象的な女性・明神みなもが実はバイト先で殺された被害者で、そんな彼女が周囲に現れるようになる物語。彼女と出会い共に過ごしてゆくうちにで変わってゆく森園。物語が進む中で明らかになるみなものこれまでの人生。淡々としているように見えて何だかんだで面倒見のいい森園と、恵まれないなりに懸命に生きてきたのに理不尽に殺されたみなもが最後に出会えて良かったと思う一方で、違った形で二人が出会うことはできなかったのか何とも切ない気持ちになりました。2016/08/01

ツバサ

8
お、おう…… 物語の結末に納得はいかないのは俺だけか? 途中までは良かったんだけどな。2016/07/28

ゆうき。

6
なんだろ?1つ1つの話自体はよかったんだけどな~話と話の繋げ方とかが不自然でちょっとな~犯人も動機もなんか無理矢理感がすごかったしな…あと、なんて言うか全体的に説明不足で度々置いていかれたな~話はよかったから後は作者さんの技術かな~今期に期待です!2016/10/22

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