内容説明
★イギリス英語がもっと好きになる
★英国人のメンタリティがよく分かる
本書は、イギリスを皮切りにヨーロッパで四半世紀以上、国際ビジネスの最前線で活躍している著者のナマの「言語体験」や「異文化体験」がベースになっています。
どこまでも実践的(例文も豊富)で、且つ教養溢れるスーパーエッセイ(50話)です。一筋縄ではいかないイギリス英語の難しさと面白さが堪能できます。言葉の面だけでなく、ポッシュ(posh)と呼ばれる上流階級の人たちの思考回路や、ロンドンなまり(cockney)の押韻スラング(例えば、電話をdogと呼ぶ、など)のからくりなど、英国文化に関しても盛りだくさんの内容です。
階層(class)と犬種の関係、Japan’s leaderとJapanese leaderの違い、イギリス人なら誰でも知っている人形劇など、息抜きコラム「TEA BREAK」(9話)も充実しています。
巻末には、liftとelevator、petrolとgasoline、underground/tubeとsubwayなど、イギリス英語とアメリカ英語の「対照リスト」を付けました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セレーナ
6
センテンスのニュアンスが書いてあって参考になった。まあ、気軽に読む位が丁度いい。2020/06/30
みゅうの母
3
イギリスに暮らしながら働くとか、ある程度、高度な英会話を駆使している人にとってはためになることが多いかも。筆者の経歴からも、ビジネスシーンよりの内容ではありましたが、向こうの小説を読むときに、ちょっとヒントになりそうなこともあってよかったです。系統立てた解説本ではないので、好きなところから読み始められます。2016/02/12
h
1
著者、Upperな人では??2024/08/28
はな990430
1
アメリカ人は形式主義のイギリスに見切りをつけた人たちの末裔、拳銃や薬物も比較的容易に手に入るため犯罪件数も少なくない…などアメリカ下げ発言が多かった2024/07/26
O
1
イギリスではveryやquiteは皮肉や猜疑心などがつまったニュアンス的に非常に複雑な表現、That'sはポジティブだがIt'sはネガティブ・・・イギリス英語、怖ろしや・・・2016/04/07