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内容説明
10万kmあたりの事故0.83――。
1938(昭和13)年設立、タクシー大手四社の一角である帝都自動車交通。「安全・安心」を追求する同社は、これまで極限までの挑戦を続けてきた
日本一安全と言われるタクシー・ハイヤー事業は、いかにして築かれたのか?「事故0」に向けた企業の挑戦の歴史がこの一冊に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
66
タクシー会社の事故低減活動の紹介。1%でも過失がある事故や、乗車の際にお客様にドアがぶつかっただけでも事故として計数するという、まさに「タイヤ以外、何に触れても事故」という独自の厳しい基準をつくり、それでも10万kmで0.83件という低事故率を達成。毎日、乗車前にドラレコの事故のシーンを見て危険予測の練習をしたり。出庫前に死角に自転車を置いて、死角を意識させたり。指差し確認で運転したり。自分自身が安全運転を行う上で、色々と参考になった。 2018/02/08
チェアー
11
タイヤの接地面以外に触れたら事故とみなす、という独自ルールを設けて、安全に取り組む姿を描く。社内誌といった趣で、基本は繰り返し。お話仕立てにした方が読者に主張は伝わると思うのだが。それは出版社の編集の問題かな。車を運転する人にとっては、安全な運転方法を知る意義はある。2016/08/31
葉
3
帝都自動車交通では「タイヤの接地面以外ぶつかったら事故」という考え方で、安心・安全を心がけている。当社:相手=3:7の事故基準になると有責事故となるらしい。2007年にはカメラ一体型アルコールチェッカーを導入し、走行距離10万km当たり事故件数を0件まで減らそうという数値目標などが事故防止の対策として挙げられている。運輸安全マネジメントをPDCAに沿って取り組むということが平成28年の安全重点施策として設けられている。指差呼称が重要というのは工場だと特に多いと最近思い始めた。2016/10/28
森田裕之
1
タイトル通り「タイヤの接地面以外、何に触れても事故」と定義し、有責度が1%でもあれば(つまり少しでも動いていれば)有責とする究極のレベルの安全性を追求する帝都自動車の取り組みが紹介されている。常に妥協することなく高いレベルを目指し、そのためには当たり前のことを愚直に徹底して実行することの大切さを痛感させられると同時に、一見不可能に思えることもそのような飽くなき努力によって可能となることに勇気付けられる。まずは本業での責任を真摯に果たしていくことが企業の社会的人の基本であることに改めて気付かされた。2018/05/10
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