対話する人間

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対話する人間

  • 著者名:河合隼雄【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 講談社(2016/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062564960

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内容説明

人が自分の人生を創造するとき、悩み、迷いながらさまざまな問題に立ち向かうとき、どうしても必要なものに「対話」がある。本書は、家族関係など人間関係の問題、生きがいや老いなど生き方や心の問題に直面したときに、まさに「対話」ができる1冊である。親と子、男と女、日本人と外国人、病と癒し、夢と現実などなど、ここには、魂にとどく対話がいたるところに盛りこまれている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうじぃ

6
実に多岐にわたる内容で書かれていて、もっとよく読み込んで理解を深めたい。著者の考えるところをもっと知りたい。2019/05/18

うりぼう

4
対話を通じて人は成長する。他者と対話する中で、お互いに新たな自分を発見する。魂との出会いのきっかけでもある。2001/03/15

kungyangyi

2
河合隼雄さんの電子書籍化された本を次々に「聞いて」いるので、どの本にどんな内容があったか忘れてしまうが、この本でも、河合隼雄さんのポジティブな物の見方や態度が印象的だった。「文庫版へのはしがき」みたいなところではいつも、このたび本書が文庫化され/再版され、広い読者によんでいただくことができるようになりうれしい、と書かれているが、自分の仕事に対する自負もあると思う。2020/09/29

natukoba

2
現代人は「何かする」ことに重きを置きすぎている。「ただある」ということもそれと同等の意味があることに気が付かなければと。赤ちゃんはそこにいるだけで周りが明るくなるし、猫もそこにいるだけで私たちを和ませてくれるのだから。解ってはいるが・・・・・。存命中にお話し聞きたかったなー。2013/01/30

マーンムート

2
書かれたのは、いまから20年くらい前で、バブル期のモノ(だけ)は豊かな時代に如何に生きるかという事が大きなテーマとなっている。しかし、バブルは遠い日々となり、不況の風すさぶ2011年に読んでもまったく古い感じがしない。生と死、魂の問題に対する河合隼雄の鋭く、しかし暖かな視線があってこそだと思う。個人的には片子の話が強く心に残った。2011/04/21

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