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内容説明
教科書ではわからない古代中国の実像とは? 夏王朝と二里頭文化を同一視してはならない! 春秋時代、覇者は何人いたのか。焚書坑儒の真実とは? 新石器時代から赤壁の戦いに至る古代中国の虚像を剥ぐ。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
60
古代史の物語はおもしろいが、作り話の虚像をはぎ取ってみると、そこには著者の言う「面白味のない歴史」が残る。しかしその「普通の古代社会」、思わず拍子抜けしそうな各章の結論にこそ、真実味が感じられる。残念ながら受験のための歴史には、今でも作られた物語が混入したままで、学問的真実からは遠いという。英雄がカッコよく見得を切って、無理な歴史を刻んだわけではない、という至極当然のことを再認識しないとね。2019/12/25
karatte
22
古書店にて購入。四千年の歴史を誇る中国の先史時代~三国時代の虚像を暴く、謂わば古代中国の暴露本である。こう書くと下世話な感じがする上、言葉の誤用なんかを嬉々として指摘したがるクチと大差ない気がしないでもないが、取り敢えず知っておいて損はない。最新の学説が定説を覆すのは、とかく時間がかかるようだし。ただ、「こんな記述が後世に残るはずがない」っていう極めて主観的な理由だけで信憑性を疑いまくる辺り、まあ新書の限界ではあるかな。2017/02/17
fseigojp
12
三国志までの中国通史 面白かった2019/11/04
珈琲好き
12
古代中国トリビアは楽しいなあ。春秋時代の実質的な覇者はほぼ晋のみ、白起の大暴れの時点で秦の制覇は決まっていた、項羽政権はそもそも弱かったの三つは収穫だった。2015/07/22
inokori
10
非常に小気味よく読める.バリバリの実証主義で「英雄たちのロマンあふれるストーリー」と読む中国史ファン層の幻想破壊と刷新されない「教科書の中国古代史」への糾弾(間接的には権威ある執筆者たちへの苛立ちもあるだろう)を志向したのだろうが,幻想破壊が強すぎ.『史記』等の正史にも確証できないエピソードが混入していて「こんなことありえない」を連発するのだが,それが古代中国における史書の性格なり編纂過程だったということなんだろうし,逆にこの時期の民間史料が中国には無いということでもあるのかなと.2009/12/28
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