内容説明
衆議院事務局に勤務していた時代、初めて国会に議席を得た公明党の「相談役」をつとめた著者は、自民党と公明党に推薦された初の議員として参議院選挙に当選。その後、非自民連立政権の成立、公明党の新進党への合流、新進党の瓦解まで、公明党と創価学会の変質を舞台裏でつぶさに観察してきた。新聞・テレビではまったく報道されない事実を、当時の克明なメモから再現する、超弩級のインサイド・ストーリー!
目次
序章 暴力団がつくった自公連立
第1章 堕落の裏側
第2章 CIA・KGB資金と汚れた野望
第3章 自民党との癒着の原点
第4章 裏切りの非自民改革政権
第5章 打ち砕かれた理想
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
1
その経歴から公明党並びに創価学会へ愛憎半ばする感情を抱く、元国会議員平野貞夫による暴露本。世話になった思い出もあるが逆に裏切られたという痛手もあるため、一つ一つのエピソードや表現がまあ毒々しくて面白い。本書では公明党の政治的節操の無さがふんだんに語られているが、それを象徴しているのが野中広務の「叩きに叩いたら、向こうからすり寄ってきたんや」というコメント。そりゃそうだ。創価学会による言論出版妨害事件、公明幹部の暴力団組長密会ビデオ、政教分離を明言しながらの池田名誉会長の影響力など、ホコリ塗れの政党だもん。2015/07/23
ハーブ
1
公明党というより日本の政治は今も昔も変わらんのだなーと悲しい気持ちになる 海外も同じだと思うけど、すると人間なんてになるのか 傾向比較した本さがさなきゃ2012/03/02
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