講談社学術文庫<br> 近世日本国民史 西南の役(四) 西南役出師篇

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講談社学術文庫
近世日本国民史 西南の役(四) 西南役出師篇

  • ISBN:9784061584693

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内容説明

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今般政府へ尋問の筋これ有り!、明治十年二月、西郷は刺客事件を名分として遂に立った。自ら手を拱して、官兵の来討を待つか、進んで我自ら蹶起するか。弾薬奪掠事件により、矢はすでに弦を離れ、砲丸はすでに砲口を飛び出していた。今更、西郷一人が沈吟、狐疑すべき場ではなかった。が、果たして西郷の本意は、私学校党に擁せられたるか、自らの意思でか。史家の公平なる観察は、騎者が犠牲者ならば、虎もまた犠牲者だったと結論する。(講談社学術文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きさらぎ

0
いよいよ鹿児島暴発。大久保をはじめ、政府の面々が西郷は立たないと信じてたり、川路がやる気満々のところとか、大山綱良の複雑な立ち位置とか、盛りだくさんで読み応えがありました。2013/06/03

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