近世日本国民史 安政の大獄 中篇

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近世日本国民史 安政の大獄 中篇

  • 著者名:徳富蘇峰【著】/平泉澄【校訂】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2016/10発売)
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  • ISBN:9784061586178

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内容説明

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安政五年九月中頃、老中間部詮勝入洛参内に及び、攘夷鎖国の方針に対し、「只今争端を開き候ては容易ならざるの御一大事」との諸大名の建議を逆手に執り、条約調印の止むを得ざる事情を「御氷解」し、「鎖国の良法」引戻しを俟つとの事実上の勅許を得るや、俄然、井伊直弼武断強行策を命ず。間部らは飢狼の群羊に闖入するが如く、正義派に対し讒講誣曲の言説を逞しうし公卿衆を威嚇、辞官、落飾を迫り、維新史空前の大獄へ突入した。(講談社学術文庫)