講談社+α文庫<br> 寄生虫博士のおさらい生物学

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講談社+α文庫
寄生虫博士のおさらい生物学

  • 著者名:藤田紘一郎【著】
  • 価格 ¥796(本体¥724)
  • 講談社(2016/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062811279

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内容説明

「生きている」とは何なのか、中学、高校の生物に返ってやさしくおさらい。寄生虫博士の生きとし生けるものに対する優しい目に感動しつつ、立派でない、名前もない、あげくは人間に害をなす生物たちについても、「生きるということ」はどういうことか、科学の目で見つめなおす本。最新の生物学の知見、発見を網羅し、最先端の遺伝子学、細胞学の基礎知識が得られる。新聞の科学記事がわかるようになる本!

目次

第1部 「生きもの」とは何だ(いろいろな生物とその誕生
ミトコンドリアと生命の進化 ほか)
第2部 「生きている」とは何だ(生殖することが生きること
遺伝子の本体DNAとゲノム ほか)
第3部 「立派でない生きもの」とは何だ(バクテリア、ウイルス、プリオン)
第4部 「生きている反応」とは何だ(免疫系の見事な仕組み
生まれてから死ぬまで「免疫」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっち@カープ女子

21
生物はどうやって誕生したのかから始まって、手描きのイラストがなんとも分かりやすいし、どんどん読み進める。生物って奥深いなぁ。2018/04/14

🍭

6
生物Ⅱレベルのちょっと難しい生物学入門書。遺伝学と免疫学にアクセスするための基礎知識といえるレベルの内容が扱われている。あとがきでおそらくブルーバックスの高校生物と思われる検定外教科書について触れられているのだけれど、普通にこちらのテキストの方が詳細に細胞内の機能や名称に詳しく、図解が付いているとはいえかなり難解だったように思う。遡るようにして中学レベルの生物を次は読んでみようと思った。遺伝学、免疫学についての項目が一等興味深く、最近の研究結果がどうなっているのかが気になる内容だった。2023/05/27

トマシーナ

0
具体例を示しながら色々な種類の生物、原核細胞の話から免疫の話まで丁寧に説明されていて(しかもイラスト付)、あっという間に読了。高校時代にこういう書籍があったら、生物の時間はもっと楽しかったはずだ。微生物との共生というのは実に多彩で奥深いと知らされた。漠然としか知らなかったアレルギーや免疫不全に関しても、これで納得。寄生虫というのは、宿主に悪さしかしないものと思い込んでいたが、実は有益なこともあるのだと身を持って教えてくれることにも感動。2018/12/15

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