内容説明
寛弘6年(1009)正月。第二皇子の母となった中宮彰子に、短剣を握った女房が襲いかかる。女房は、道長の政敵・伊周の遠縁の者で、怨霊のかけらに操られていたのだった。すぐさま宮に祓われた女房だが、その後も行動には不審な点が……? 一方、現世への復活を望む邪神・夜刀神は<神の子>宮を手に入れんと画策する。仏の加護を受けた義明の能力を拒絶して闘おうとする宮は、思わぬ窮地に……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
17
「斎姫異聞シリーズ」の第十一作目。神や仏、そして魔物が実在するファンタジーではありますが、私達の歴史を遡った設定ではあるので、歴史上の人物の運命はほぼ踏襲されていて、高階一族が痛々しいです。そしてその血を受け継いだ伊周の嫡男道雅も(;O;)。「百人一首」の”今はただ 思い絶えなむとばかりを”のお和歌の方です。あの悲恋もいずれは語られるかと思うと今から胸が痛みます。と思わず感情移入して読んでしまいます。義明の説得で少し心が落ち着いた様子の宮さま、夜刀神との戦いの行方が気になります。2019/09/03
nagi
4
この物語の舞台となった平安時代、もう仏教はすっかり日本に溶け込んでいただろうになぁ、という感想を持ってしまう程、歴史小説としても読んでしまう。2018/07/14
punto
0
追記。2004/11/01




