内容説明
寛弘3年(1006)晩秋、平安京。処女の産む“神の子”が世を救うという邪教が、末法思想に揺れる世間に広まっていた。義明と出家した親友の重家が、邪教のからくりを暴く。だが、“神の子”と崇められた魔物は、赤子の姿で女たちの腹を喰い破る! 怪我をおして闘おうとする宮の前に、魔物を庇って立ちはだかったのは、承香殿の女御――かつて帝に入内した、重家の妹――だった。しかも、魔物の背後には……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
17
「斎姫異聞シリーズ」の第三作目。この時代の有名人が綺羅星の如く登場!一条帝を巡る人々、道長、重家、伊周、道雅、女性では重家の妹の承香殿女御、亡くなってなすけど定子皇后etc.史実とどう絡めていくか益々興味津々!あの怨霊も当然登場しますしね!義明は相変わらず不器用だし、宮さまはツンデレでまだまだデレないし。二人の先行きも遠いなあ……。クライマックスの戦うシーンは凄く臨場感たっぷりでした。義明の剣の謎も気になります。2019/08/30
nagi
5
次から次へとあやかしが登場。都に平穏が訪れる日は来るのだろうか。2018/07/11
ときわ
4
再読。前回負った怪我でいまだに歩くことに不自由している宮。今上帝の異母妹だがそう認めているのは帝だけ。降嫁した内親王に与えられる朝廷からの収入は無い。体まで不自由になってしまい、義明に何もかも面倒を見てもらっていることに引け目を感じているらしい。いつも強気の姫だったが心もちょっと弱っているのかな。でも義明にとっては、そういう宮はますます可愛くて仕方ない。自分は魔物の子ではないのかと悩む宮。義明の「魔物は俺の気を嫌うけど、宮は俺に触れて痛みが取れる。だから魔物ではない。」この言葉に宮は救われただろうか。2022/09/02
punto
0
追記。2004/09/01
Rin♪
0
斎姫、なかなか回復しないですね。。義明とも進展しないし。こんな感じでゆっくり進んでいくのかな??2012/07/14