内容説明
心のない富豪の求婚。子どものため、彼女は愛を隠して受け入れた……。
背の高い、全身黒ずくめの男性が振り返るより早く、メイジーには誰が現れたのかがわかり、はっと息をのんだ。5年前、旅行先で一夜をともにしたイタリア人富豪のロメオは、私の名前以外、なにも知らないはず……。どうして彼は、私がダブリンにいるとわかったの？まさか、あの夜で妊娠したのを知った？突然現れたロメオの要求は、息子との面会だけではなかった。なんと、すべてを捨てて僕と結婚しろとメイジーに迫ったのだ。「その子は命を狙われている。僕にしか守れない」と言って。■狙われた息子を守る唯一の手立ては、その父親であるイタリア富豪の妻になること――彼は息子の存在すら知らなかったのに？ 貧しいシングルマザーのヒロインが究極の選択を迫られます。深く胸を打つドラマティックなロマンスを贈り続けるマヤ・ブレイクの最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
4
レストランオーナーメイジーと、億万長者のロメオ。 5年前の一夜に授かった息子を育てているシングルマザーメイジー。 億万長者だが、マフィアの非嫡出子のロメオ。亡くなった父親の後継者として、組織を継ぐよう脅迫される。 メイジーと息子への脅威に、ロメオが結婚という形で対抗する。 言葉足らずと思い込みで、すれ違いながら、何とかハッピーエンドまでいけたわね。 2018/03/11
