ハーレクイン シンデレラの宿した奇跡

著者名：フィオナ・ブランド【著者名】/すなみ翔【翻訳者名】

ハーレクイン（2016/09発売）

• ISBN：9784596517234

内容説明

どんなしがらみも嫌う彼。愛も子供も、きっと拒まれてしまう……。

“定められた期限までに、結婚しなければならない”養父を亡くし悲しみに暮れるエヴァに、奇妙な遺言が突きつけられた。10代の頃に判明した疾患で出産も結婚もあきらめていたが、身寄りのない彼女を救ってくれた養父の望みなら、従うほかない。だが、花婿探しは養父の血縁で初恋の大富豪カイルにことごとく邪魔される。そして期日が目前に迫ると彼は言った。「仕方ない。僕が結婚してやろう」ただし、子供は作らないのが条件。本気なの？　かつて私を捨てた彼が？でも、彼の逞しい身体も透き通る青い瞳も、初めて恋を知った時のまま――エヴァはカイルへの想いに抗えず、結婚を承諾し純潔を捧げた。まさか妊娠が現実となるとは考えもせずに……。■高い人気を得たF・ブランドのミニシリーズ〈ギリシアの恋人〉の関連作をお贈りします。天涯孤独の悲しい宿命を背負って生き抜いてきたエヴァ。初恋の相手カイルのことを忘れられずにいましたが、彼は愛など信じないからと、簡単に便宜結婚を持ちかけてきて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mum0031]

資産家の養女エヴァと、銀行家で後見人のカイル。 遺産相続の期限まで3週間を切り、 花婿を探すエヴァだが、花婿探しを尽く邪魔するカイルから条件付の結婚を提案される。 エヴァには、遺伝子異常があり子供は望めない。ならば、養子を考えれば良い。

2018/03/15

[Ogicch]

ヒロインはほっといても40歳になったら遺産もらえるのに、なぜお金払ってまで好きでもない男と便宜結婚しようとするのか謎だった。別にお金に困ってるわけでもないのに。 ヒーローはグズグズ言い訳がましかったが、何がキッカケで亡き嫁からヒロインに切り替えたのか不明。盛り上がりにはかけるが、親戚がごちゃごちゃどんどん出てきて、ほんわか感が出てよかった。

2017/09/07