内容説明
宇宙創世にかかわる「ゆらぎ理論」の第一人者として知られ、シンクタンクの先駆け「松下技研」で松下幸之助のもと、3倍速VTRヘッドやf分の1ゆらぎ扇風機など家電製品を開発研究して大ヒットさせた著者。その後NASAとの共同研究のかたわら、ボイジャー計画に関わり、宇宙研究の成果を平和教育に活かそうと、自ら全国の小学校、中学校、高校で、ピアノやパイプオルガンを弾きながら、宇宙やいのちの授業を行い、訪れた学校は650校以上。音楽や詩を通してやさしく語る宇宙の授業が大人気。そんな佐治先生が、思いがけず余命を宣告されて……。病と闘うよりも仲良く共存することを選び、できるだけ生活を変えずに、好きなことをしていこうと決めた佐治先生が気づいた生きていることの素晴らしさ、伝えておきたいこと、死や生について、宇宙を知ること、この世界の不思議を語ります。「ぼくたちは、壮大な宇宙絵巻のひとかけらとして、今、旅の途中なのです」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春が来た
24
1ヶ月ほど前から ぐるぐるとしていた事。もう解消はされたけど。ぐるぐるの相手は学校の先生。というか学校でした。私が思った事を伝えたところ、いまひとつ納得のいかない応えと伝えたかったのはそこじゃないよ、という次の日の対応。私と息子「そうじゃないよね」と笑った。「そういう事もあるって分かったし、自分がやらなきゃいいだけだから もういいよ」と明るい声でいう。『 子どもから変えるほうが早いですね』うん、早かったね。子どもの方が。博士の話す「育てるということ」への興味。さらさらと読めて小さなヒントをもらった。2018/12/08
まめこ
14
理論物理学者、理学博士で宇宙創生理論「ゆらぎ」研究の第一人者、佐治晴夫さんが書かれた本です。専門的なので難しい言葉はなくとても優しい文章で読みやすかったです。【いのちあるものは、みんなみんな星のかけら。ぼくたちは、みんな星の子どもなんです。】という一節が出てくるのですが詩的だけれどポエムではなく、いのちあるものの主成分は、人も植物も動物も炭素であり、死によって宇宙にばらまかれた星のかけらからできているという物理学的にみた現実。人の一生は宇宙からしたらとんでもなく短いけれど、確かに存在して命が尽きればまた→2020/05/18
りるふぃー
10
宇宙もこころも、繋がっている。物理学者でも堅苦しくなく、女性や子どもにもわかりやすい語り口で、ロマンチストな佐治先生が好きです。全冊読みたくなっています。パイプオルガンやピアノが趣味というのも素敵すぎる。2023/12/04
ゆめやす
4
見開き2ページでまとまっていて、どこを見ても気づきを得られる様な本だと思いました。2016/11/03
ブロッコリー
2
図書館。 心に残った言葉「チャンスは待っていてもこない。何かあった時、気づくかどうか」 いつも心のアンテナを張り巡らせて、自分で知識を蓄えておくことが、 色々な物事を考える時に 大切なのだなと思う。2016/11/26
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