内容説明
流行からファッドへ、H・ブルーマー流行理論を解読する。
ブルーマー集合行動論にみる流行とは。
古典理論の階級分化論に対する現代理論としての集合的選択理論。
流行理論研究のあらたなパースペクティヴをめざして。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷほは
2
ブルーマーがジンメルやヴェブレンの重力からどこまで離れているかを理論的に検討しても、おそらく得ることは少ないだろうという予想がそのまま当てはまっていたが、ファッド研究として業界や事例を分析する大切さをアメリカ社会学は地道に続けてきたのであれば、それはやはりこうした研究によって位置づけられねばなるまい。意外だったのはブルーマーの流行研究の先を展開しようとしたのがF.デーヴィスだったこと。のちに『ノスタルジアの社会学』(邦訳あり)を著す人が流行研究もしていたとは。バウマンのノスタルジー分析と比較してみよう。2023/07/15
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