岩波新書<br> 風土記の世界

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紙書籍版価格 ¥907
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岩波新書
風土記の世界

  • 著者名:三浦佑之
  • 価格 ¥907(本体¥840)
  • 岩波書店(2016/09発売)
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内容説明

風土記は古代を知る,何でもありの宝箱.土地のいわれや肥沃状態,古老の言い伝え,天皇の巡行など,バラエティーに富む内容から見える,中央国家と地方との関係とは? ヤマトタケルを天皇として描く常陸国,編纂命令から20年も経て提出された出雲国,滑稽譚満載の播磨国など,いくつかの謎を解き明かし,生き生きとした古代世界像に新たな読みで迫る.

目次

目  次
   はじめに

 第一章 歴史書としての風土記
  1 律令国家をめざして──「日本書」紀
  2 「日本書」列伝の痕跡
  3 「日本書」志の構想

 第二章 現存風土記を概観する
  1 常陸国風土記のあらまし
  2 出雲国風土記のあらまし
  3 播磨国風土記と豊後国・肥前国風土記のあらまし
  4 古老相伝旧聞異事について

 第三章 常陸国風土記──もう一つの歴史と伝承の宝庫
  1 倭武天皇はなぜ存在するか
  2 「夜刀の神」をめぐる地方と中央
  3 松になった男女

 第四章 出雲国風土記──神の国ともう一つの文化圏
  1 撰録者としての出雲国造
  2 王権としての出雲──国引き詞章と語り部
  3 出雲神話にみる日本海文化圏
  4 カムムスヒ──出雲国風土記と古事記とをつなぐ

 第五章 語り継がれる伝承──播磨国風土記と豊後国・肥前国風土記
  1 笑われる神と天皇──播磨国風土記
  2 速津媛──豊後国風土記と女性首長
  3 遠征するオキナガタラシヒメ──肥前国風土記と日本書紀
  4 稲作をめぐる伝承──事実を保証する方法

 まとめにかえて
   あとがき
   参考文献一覧
   引用資料一覧