内容説明
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南半球初のオリンピックが開催されたリオデジャネイロ。サンバ、サッカー、ビーチといったイメージで語られるこの街は、世界のどこにもない文化と、人々の「人間くさい」笑顔であふれている。豊かなはずがストレスにまみれた日本のような憂い顔は、そこにはない。そんな「誰も下を向いていない街」の秘密と、彼らのように自由に生きるヒントを、音楽プロデューサーとして長らくリオに通ってきた中原仁氏、そしてミュージシャンとして20年カーニバルに参加し、街場の文化を吸収してきたケイタ・ブラジル氏が徹底的に考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chinya
6
サクッと読めるし、読み終わったあと、サンバに身を任せて、churrasco食べたくなりました。2016/12/01
じゃんけん
5
★★★☆☆リオの紹介本・・・空気感が乾燥している感じがしました。 ・とにかく人を褒める、あら捜しではなく肯定する 褒められたら謙遜するのではなくありがとうを返す ・悲観することなど山ほどある世の中では悲観しても無駄 苦難や不幸も最終的にはどうにかなるという考え ・オンラインよりオフラインを重視、人に会いそこからイン スピレーションを得て行く ・今日これから何が起きるか全部わかってしまったら面白く ないと言う発想 ・みんなと同じじゃなくてもいい 😁😁😁🛬🛬🛬2024/05/05
yuri
3
リオの人たちは誰でも受け入れるおおらかさ、仲間への愛情を持ちながら、ベタベタしすぎず自立した民族性を持つという。それに加えて、音楽とサッカーを愛し、粋に生きているとか。当たり前だけどポジティブな面が中心に語られているので、いいな〜リオは楽園みたいなところだな〜と思う一方、なんだか日本ディスが少々鼻に付く。確かに窮屈な面もあるけれど、郊外に行けば自然もたくさんあるし、そもそもアニミズムは日本の特徴でもあると思うのだけれど…。著者たちの言う「日本」がものすごく狭い範囲を指しているようでうーんな感じ。2018/05/27
スプリント
3
リオ五輪直前で興味を惹かれて本書を手にとりました。カリオカたちの生活風景や生き方を知ることができます。かなり良い面が強調されていますが、現地の治安や公害についてもう少しページを割いてほしかった感はあります。2016/06/30
J-sone61lineX
3
リオデジャネイロまた行けるといいなぁ。バール飯と肉とフルーツ、サウダージ。ケイタ⭐︎氏の激アツなサッカーチームの説明とサンバチームの説明が特に面白かった。2016/06/13