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内容説明
力が注ぎ込まれた絵は見応え充分、画匠・水木しげるの画力が最も発揮された作品群! 日本から世界に作品の舞台を広げた異境感、第2期「鬼太郎」の元ネタに使用されたシリーズ。併録の「サラリーマン死神」は、幾人もの人生を描いた大人の心に沁みる名作! 「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
世界各地に伝わる不思議を描く『世界怪奇シリーズ』。各エピソードに共通している展開は、消える、ということだ。それはまさしく怪奇を象徴する現象なのだが、その消えるという現象が、各地の伝説で終わらず、人間の現実的な諸事情を反映させている点が、いかにも水木しげるらしい。また、同時収録の『サラリーマン死神』は、タイトル通り、人間世界に単身赴任してきたサラリーマン死神の目を通すことで、社会への風刺性を極めている。2013/07/24
ホームズ
22
始めて読む作品ばかりで良かった(笑)後になって『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズになった話もあったのが良い(笑)しかし水木しげるの作品に登場する男性キャラクターはいい男少ないな〜(笑)女性キャラクターの綺麗さとの差が激しい(笑)2013/07/12
ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺
14
笑いの無い奇談『世界怪奇シリーズ』よりも諷刺的な『サラリーマン死神』(未読であった)の方が水木しげるらしくて面白い。巻末の縄文時代らしき設定の短篇『首かざり』『天国』が一番好きだ。あちこちにつげ義春の手伝った形跡が窺える。登場人物の一人の名前に池上良一というのがあったが、当時アシスタントであった池上遼一の事だと思うと感慨深い。2014/01/09
Fumitaka
2
『世界怪奇シリーズ』の「イースター島奇譚」と『サラリーマン死神』の「蒸発」は鬼太郎のアニメ版に翻案されているが、特に後者は死神が最後にしっかり隠れ里から逃げようとした女性の魂を確保しており、アニメよりも無常感が強い。「南からの招き」の、「殺されない限り永遠」(p. 198)に生きる蛙人間の里は、クトゥルー神話が元ネタなのだろうが、空気は緩く、この大作家の独自の世界の雰囲気が元ネタを完全に取り込んでいる。「結局、幸福とは満足じゃからな」。2025/08/18
河村祐介
1
謎の美女がらみの怪奇シリーズ、ノルマに追い立てられる悲哀のある死神を描くサラリーマンは死神などなど、最後に収録されている水木らしい文明懐疑論、原始時代もの短編、天国が良かった。2020/04/23
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