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内容説明
痛烈な社会風刺作品からエロティックな官能娯楽作品まで、人間描写の粋を極めた水木しげるの“大人の漫画”がここに集結! 幻の作品「ヘソ取り」を初めて単行本収録! 「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
26
読んだことのある作品が多い気がしたけど、他の作品のベースになってる作品があるらしくそちらを読んだのかな?全体的に風刺がかなりきいてる作品が多い。青年誌に掲載されていた作品なのでエロチックなものもある。「エロ河童」「エロたこ」など題名もストレートだ(笑)水木しげるの描く女性は妙に艶かしいな(笑)2013/11/09
ぐうぐう
21
1960年代から70年代に青年誌に発表された短編を中心に収録した全集76巻。社会の非情さや、サラリーマンの悲哀を描いた作品の、なんと多いことよ。とことん突き放した結末も含めて、当時の世情と言ってしまえばそれまでだが、水木しげるが描くと、どこかとぼけたムードが漂っていて、不思議な感触を憶える。そして、笑っていいのかどうか悩みながら、いつしか幸福の意味を考えている自分がいる。つまり、水木しげるの術中に、見事にはまっているのだ。2013/11/25
広陵高校何で出たんやと思う26歳キャビンアテンダント・寺
20
表題作他、既読のものも多かったが、改めて楽しく読了。『屁赤子』だけは初めて読んだが、水木しげるらしいスカトロジーギャグ。大変くだらなくて面白い。『コケカキイキイ』は理想の社会を作る怪物のファンタジーだが、『コケカキイキイ外伝』は悪ふざけと下ネタのオンパレード。当時の有名人(三島由紀夫・寺山修司・今東光)等が出て来て興味深い。彼等の生前の評価の一端が窺えて貴重な気がする。肩の凝らない諷刺ギャグ集。2013/12/21
軍縮地球市民shinshin
4
水木の青年誌掲載短編は色々と考えさせられる。水木漫画のテーマの一つに「幸福」というものがあると思う。何が「幸福」なのか「不幸」なのか。後年水木が幸福観察学会を設立するのもこの60~70年代ころの作品からも窺われる。2013/11/04
大臣ぐサン
4
表題作の『コケカキイキイ』をはじめ、『週刊漫画サンデー』『文藝春秋漫画読本』等の青年誌に掲載された60年~70年代の短篇を中心に収録している。大先生の風刺はまさに慧眼。幸福とはなんぞやということを考えさせる。あまりの慧眼に軽く鬱る。心理状態が健康でないときは読まない方が賢明。悦子氏によって語られる「エロが苦手」という新事実も興味深い。2013/11/03
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