貸本漫画集 ロケットマン他 水木しげる漫画大全集

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貸本漫画集 ロケットマン他 水木しげる漫画大全集

  • 著者名:水木しげる【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 講談社(2016/09発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063775013

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内容説明

超貴重! 幻のプレ・デビュー作「赤電話」(共著・宮健児)と、記念すべきデビュー作「ロケットマン」を贅沢に同時収録! これぞ水木漫画の原点の原点! この巻を読まずして水木作品は語れない!「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

18
この全集の第一巻になる。デビュー作等、初期の貸本作品集なのだが、かなりバラエティに富んでいる事に驚く。アメコミ調あり手塚治虫調あり。表題作『ロケットマン』は、当時の特撮映画風SFなのだが、所々で水木風ユーモアが顔を出し、後半とラストは脱力するおとぼけ感(笑)。解説は『ゲゲゲの女房』武良布枝。奥様の解説が可愛らしくて心暖まるものがあった。ベタ塗りを褒められたのがアイラブユーに相当したんだなぁ。2013/10/08

ぐうぐう

17
水木しげるのデビュー作『ロケットマン』を収録した全集第1巻。紙芝居に見切りをつけ、貸本漫画家として新しい人生をスタートした水木しげる。つまり『ロケットマン』は水木にとって、まさしく初めて描く漫画なのだ。にも関わらず、この落ち着き払った風格は、一体なんなのだろう。アメコミを模倣したタッチも堂々たるものだし、何よりも大胆不敵な設定と展開がおもしろすぎる。いわゆる私達が知る水木漫画のスタイルとはほど遠いように見え、しかし、そのヘンテコぶりは、まぎれもない水木漫画なのであった。2013/09/21

kokada_jnet

15
SF的な題材を描いているのに、手塚治虫の影響がほとんど感じられないのが、痛快。巻末の手塚調の「赤電話」は、他の漫画家が途中まで描いたものを、描きついだだけだからね。コマを横に流れる、雰囲気のようなものを表す波状のものが、デビュー作から既に、存在している。2017/06/10

剛腕伝説

11
約60年前の貸本漫画家時代の作品。キャラクターもペンタッチも全く別人の様。流石の水木しげるもこの時期は、発想も貧弱で迷走しているなぁ。2024/02/11

大臣ぐサン

4
大先生のデビュー作。デビュー作なのでまんがの出来自体は今一つだが、後の鬼太郎などで使われたアイデアの原型が既にみられる。大先生の歴史を知る上でも貴重な1冊。それにしても、手塚治虫の影響の強さには驚かされる。2013/09/04

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