内容説明
アメリカ1960年代の文化現象である、支配的な管理社会に抗するカウンターカルチャーの概説書。第1部はカウンターカルチャーを特徴づけた代表的な5つの文化運動について、第2部は圏外で起こった現象ながら密接な関連をもつ3つのテーマについて述べる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ところてん
0
カウンターカルチャーを理解する上で重要な要素が、簡潔にわかりやすくまとめられています。カウンターカルチャーは反権力ではなく、権力と親和性を持っており、資本主義のなかにその領域を確立したと結論部分に要約されており、非常に的を得ていると感じました。2017/02/01
realized
0
やや章立てが雑多な感はあるが、カウンターカルチャーとは一体なんだったのか、という問いに対する解説は非常に丁寧。アメリカのマッチョイズム的価値観を打破した、という点においてカウンターカルチャーは非常に重要な文化であり、また現代のサブカルチャーの源流にもなっている。同時代体験したかったなあ。2015/03/09
y
0
現代からの冷静な目線を交え、熱みたいな一時代をよく冷静にまとめていると思う。2020/11/16
-
- 電子書籍
- Goods Press - 2019年…
-
- 電子書籍
- ReBirth 上位世界から下位世界へ…