水の都 黄金の国

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紙書籍版価格 ¥1,650
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水の都 黄金の国

  • 著者名:三木笙子【著】
  • 価格 ¥1,562(本体¥1,420)
  • 講談社(2016/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062201513

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内容説明

海に浮かぶ街、ヴェネツィア。この地で友を亡くし、同じ悲しみを知る君と出会った。――時は明治。日本語講師としてイタリアに赴任した誠次郎は、下宿先の料理店で働く美青年・ルカとともに、迷宮都市で起きる様々な怪事件にかかわることになって――?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九月猫

47
時は明治、舞台はヴェネツィア。日本語講師として赴任した誠次郎と下宿先の美青年ルカが様々な怪事件にかかわる連作短編集。事件は時代と舞台の幻想的な雰囲気にぴったりだけど、ミステリや物語としてよくできているかといえば、少しばかり物足りない。けれど、好きか嫌いかでいえば、かなり好き。ただ、清次郎の幼馴染で若くして亡くなった清人が優秀な人物であったことは、ルカ以外の人の口からも誠次郎の回想からも窺えるのだけど、ルカが崇拝する如く慕っている理由がわからないまま終わったのが心残り。もしかして続くのかしら。2016/09/22

46
図書館本/開国間もない日本から、お国のため学ぶべくヴェネツィアに渡った青年清人とは、一体どんな人物だったのか?品行方正な聖人君子?第三者目線な描写では、奥ゆかしく自分を語らない人物として描写されるが、具体的なエピソードがなく、弱音も吐かなきゃ弱味もなく、万人に好かれるって…何だか人間味を感じない。異国の地に倒れ骨を埋めた清人を敬い偲ぶ、ルカの思いに共感しづらかった…そんな彼の働く店に、下宿人として身を寄せる日本語教師清次郎が主人公。身の回りで起こる一見不可思議な事件の謎を解く、異国情緒漂うミステリー。2016/10/13

ひめありす@灯れ松明の火

39
三木さんお得意の異邦の青年シリーズ。今回は水の都ヴェネチアで健気に頑張る誠次郎のお話です。誠次郎も清人もどちらも「セイ」だから何か秘密の繋がりがあるのかなーと思ったのですが。まさか。どうして清人は死んでしまったのだろう。この地で彼が打ち込んだ杭に船を結んで、今もどうにか耐えている人達がいる。すうすうと甘くて冷たい水が流れ込んでいくような優しいお話ばかりですが、誰の心にも清人の死という大きな穴が開いているからそこにばっかり水が注がれている感じ。願わくば、そこから新しい流れが生まれて船が再び漕ぎ出せますように2016/11/28

はるき

28
皆がイイヤツなので、何とも清らかな世界観。三木さんの得意とするジャンルだし、好きだけど、もーちょっと謎が分かりにくければなぁ。惜しい。2017/01/24

Norico

25
明治時代のヴェネツィアが舞台。男2人が主役なのは、三木さんぽい。料理上手で、ちょっと冷たい美青年のルカとお人よしの日本語教師誠二郎。ミステリ主軸ではなく、優しい物語。2016/09/07

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