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内容説明
電磁気学なくして、相対性理論は生まれなかった! 自然界のすべての力を説明する究極の理論への第一歩、電気と磁気の統一はどのように成し遂げられたのか。貧しく満足な教育を受けられなかったにもかかわらず、天性の実験センスで科学を切り拓いたファラデー。ケンブリッジ大卒のエリートで若くから数学に特別な才能を発揮したマクスウェル。対照的な二人の天才の共演によって、電磁気学が完成される過程をたどる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
24
#感想歌 ファラデーの実験マクスウェル理論キャヴァンディッシュの遺構の整理2017/09/29
なかしー
22
こんなに方程式や数式などがほとんど出てこない科学書は初めて。 物理や数学に興味があるけど数式が苦手で壁を感じてましたが、数式の確立までのエピソードや人物像などに触れて、自分と物理が距離感がちょっぴり身近になった一冊。2018/12/30
はなよ
14
電磁気学については最低限しか書かれておらず、ほぼ題名の二人(とキャヴェンディッシュ)が生きていた頃の科学史のような本だった。2020/07/06
プラス3
6
電磁気学史、ファラデー&マクスウェル&キャヴェンディッシュの伝記(業績)がまとめられたお買い得な1冊。『真理を嗅ぎつける実験屋』ファラデーの業績に改めて驚かされる。電磁気学ができて間もなかったことを差し引いても、これは異常。そして奇人キャヴェンディッシュ。絶版になっている伝記を除けば、本書が一番良く書かれている。2016/12/03
Happy Like a Honeybee
5
夏目漱石と池田菊苗の邂逅。ガルヴァーニ電気。ノーベル賞受賞者を輩出し続けるキャヴェンディッシュ研究所。ファラデーの先見性も素晴らしいが、マクスウェルのブルジョアぶりに刮目せよ。2017/05/22