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内容説明
優しくて料理上手な母親とふたり、赤い屋根の家で快適に暮らす「あの子」。でも「このままでいいのか」という思いが頭から離れない。やがて「あの子」はリュックにおにぎりとお気に入りのパンツを詰めて家を出る――。画家としても活躍中のクマザワミキコが贈る、ゆるくて可愛くて哲学的な「あの子」の世界!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へな
3
居心地の良いおうちを捨てて飛び出しちゃった「あの子」 自分だったら、寂しくて寂しくて耐えられなくなっちゃいそう。 絵は可愛いけど、感じる内容は…読む人それぞれで変わりそうですね。 自分の場合は、子供が居なくなってしまったのに○○したお母さんの心情がどういうものなのか知りたいです。 2014/05/06
あさひ
2
『夜の須田課長』とはまったく作風が違いますね。これは寓話…なのかな? 過保護な母親が作る快適な家はなんだか息苦しい。自立したい。ひとりでいたい。でも完全な孤独は辛い。言いたいことはわからなくもないですが…。物語があまり面白くないなぁ。2014/08/14
うにやま=ゆぅ
1
★★★★☆ 短編。前作”夜の須田課長”を描いた作者とは到底思えない、柔らかい絵と童話風のお話。子供が思い浮かべる"やってしまえ~あああぁやっちまったどうしよう"感がよく出ていると思う。2015/02/18
トト
1
本屋さんで平積みされてて気になってた漫画。深くて、読むたびに感じるものが変わるだろうなと思いました。たぬき可愛い♡2014/04/23
元コミック担当P
1
子供の視点で見える世界って本当に広い。大人になったら狭いと思うどころかそれ以上に広い。幼い頃にこういう危機感というか感情は持っていなかった自分としては共感できるわけではなかったけどもジーンとしました。とても哲学。2014/02/22