ちくま学芸文庫<br> 新編 分裂病の現象学

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ちくま学芸文庫
新編 分裂病の現象学

  • 著者名:木村敏【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 筑摩書房(2016/08発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480094971

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内容説明

実践的な臨床の経験から、分裂病(統合失調症)を治療すべき異常なものとする論理に与することなく、人間という矛盾に満ちた存在そのものに内在している自己分裂に根差したものとする地平から紡ぎだされた珠玉の初期論文。西田哲学における自‐他論や時間論を敷衍し、分裂病者の自閉性や体験の基本的構造に注目することにより、自我障碍よりも人と人との「あいだ」における自己の自己性の危機、自己と身体との乖離を論じる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

3
精神分裂病を現象学的に分析する過程が興味深かった。しかし、精神医学には詳しくないので前半がキツかった。2014/12/24

釈聴音

2
分裂病(統合失調症)を「病む」ということが、例えば風邪や結核やエイズを「病む」ということとどのように本質的に異なるのか。筆者はそれは分裂病は「場」の病であるという点にあるとする。このような「現象学」的な立場と、純粋な病理学の立場との間をいかに架橋し、いかに実際に「病んでいる」患者の治療に繋げていけるかが今後重要となるだろう。2013/01/01

tamioar

1
離人症に対する現象学的アプローチが面白かった。2017/05/20

ennnyo

1
哲学・精神医学の専門用語が多く読みにくい印象があった。精神医学が大脳の問題ばかりではなく哲学的な問題を大いに提起していることに興味をかきたてられた。「気違い」という文字通り、気が異なるだけで各個人の中には意識?は存在し何が常識で何が非常識かという共通認識を持っているかどうかの差。正直十分に理解できなかったのでもっと哲学の古典を読んで再読したい。2013/02/21

たなか

0
木村の初期論文集のためヴァイツゼッカーよりも西田が前面に出ている。 ブランケンブルクなど木村では、お馴染み現象学者の理論も整理される。 ラカンを知ってるとより理解が深まる。 タイトルから統合失調症に興味のある人向けの本と誤解されがちだが、統合失調症を現象学的に理解することは普通の人を理解することに他ならない。 ゆえに普通の現代人を分析したい人には本書は必読。 最後に付録としておさめられた離人症論はハイデガー入門としても読めるくらい秀逸で分かりやすく存在論の基本がつまっている。2023/09/15

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