内容説明
知名度はB級、破壊力はA級の最強マイナー戦法を伝授
本書はプロ間では指されることのないマイナーながら有力な戦法=B級戦法を紹介するものです。得意戦法をメジャー戦法に求める限り、対抗上ライバルもその戦法に詳しくなる可能性は高くなります。「自分の得意は相手も得意」状態です。これでは楽しく将棋が指せません。「自分は得意、相手は不得手」という策はないものでしょうか?というわけで「B級戦法ノススメ」と相成る次第。プロの定跡書で触れられることが少ないからといって侮るなかれ。「B級戦法を笑う者はB級戦法に泣く!」マイナーだからこそそれを知らない対局相手の意表を突き、未知の世界へ引きずり込んで戦いを有利に進めることができるのです。格上相手に勝てることも珍しくありません。対藤井システム猫ダマシ、右四間端棒銀、ポンポン桂、擬装宗歩四間、矢倉崩し左美濃中飛車、最短!ノーガード戦法、横歩取り素抜きトリックなど合計14のB級戦法を伝授します。本書でメジャー戦法とは一味違う自分だけの得意戦法を身に付けて、実戦で大暴れしてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
53
2016年刊行。マイナビから2002年に単行本として刊行された「B級戦法の達人プラス」と、2003年にマイナビ文庫から刊行された「金言・玉言・新角言」をあわせて再編集したもの。どちらもアマチュアの視線で描かれた快著2著が、一度に手に入るのはお得感あり。著者の名義にはないが、執筆担当はかつて学生強豪・アマチュア強豪としてしられた新井田基信氏。しかし、その新井田氏は、2010年に48歳で亡くなられていたことを、この本の後書きではじめて知った。2024/07/17
higurashi_jp
3
また使える戦法が増えた☆2018/02/27