ロビイングのバイブル

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ロビイングのバイブル

  • ISBN:9784833450690

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内容説明

ロビーとは企業から公共性を持って発せられた声を出発点とし、公正に、オープンなやり方で社会をよくしていくためのものである。
ロビーの負のイメージを取り除き、ロビー活動の始め方を解説。欧米と日本のケーススタディも紹介。

【著者紹介】
株式会社ベクトル パブリックアフェアーズ事業部
1993年にプロモーションを主軸とする会社としてスタート。2000年よりPR事業を中心とした体制に移行。独立系PR会社として業界トップレベルの地位にのぼりつめ、2012年3月に東証マザーズに上場し、2014年11月に東証一部へ市場変更。
現在、中国(上海、北京)、香港、シンガポール、インドネシア、タイ、ベトナムに現地法人を設立し、成長市場であるアジア・ASEAN主要国へ積極的に展開。アジア全域におけるPRグループの形成を目指し、事業を拡大している。
また2012年にパブリックアフェアーズ事業部を設立し、PR手法やロビイストを活用して企業や団体の政府渉外活動を支援している。

藤井敏彦(ふじい・としひこ)
経済産業研究所コンサルティングフェロー・多摩大学ルール形成戦略研究所客員教授。
主著に「競争戦略としてのグローバルルール」(東洋経済新報社)、「ヨーロッパのCSRと日本のCSR」(日科技連出版)等がある。

岩本隆(いわもと・たかし)慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授。
「技術」・「戦略」・「政策」を融合させた「産業プロデュース論」を専門領域として、さまざまな分野の新産業創出に携わる。

【目次より】
◆1 これがロビイング戦略だ
◆2 ロビイストの歩み
◆3 日本でロビーが遅れた理由
◆4 ロビー活動の始め方
◆5 欧米のロビーケーススタディ
◆6 日本のロビーケーススタディ
◆鼎談「世界で勝つ企業、世界で負ける企業」 西江肇司/岩本隆/藤井敏彦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

7
日本は根回し・談合の文化はあるけれども国際的なロビイングの文化はないという。 ロビイングの重要性と事例について書かれた本です。2016/11/05

たこ焼き

5
ルールに適合することを考えるのではなく、ルールを変える、または例外適用してもらうべく交渉する。ルールは上から与えられ、遵守するものという発想が刷り込まれているためロビイングをしよう、交渉しようという意識がなくなっている。環境に良いものを作っても、ルール作りに影響を与えられず、ルールに適合しないものを作ってしまったりする。利害関係が一致する権力者から外堀を埋めていく。日本は自分の弱みをさらすことが誠実(お願いや陳情文化)とされるが、海外ではそれは評価されない。経営層とロビイストは繋がっていないといけない。2021/09/25

Yasuhiro

3
ロビー活動を制するものが覇権を握る もっと深くまで書いて欲しかった2016/11/07

Lisa

2
地政学に興味があるのでその流れで読んでみました。タイトルは少し大げさ感があるけれど、ほんの少しだけロビーが分かる本だった。 日本がもっと世界に存在感を示すために政府には是非ともロビー活動にもっと力を入れていただきたい(ずっと前から思ってた) 特に近隣のアジア諸国に押されて世界の人々に日本が間違った理解をされている事に関して個人的には我慢がならぬのでロビーってこー。GDP低いのにロビーに多額をつぎ込めば世界的な地位が上がるような気さえするので、日本よもっと頑張ろう!2016/12/14

yurari

2
日本では信頼構築のために腹を割って話すことがあるが、欧米企業に対してこれをやると一気に攻撃される。日本企業、欧米企業と単純に分けられる話でもない気がするが、傾向はそうなのだろう。改めて、ルールメイキングの重要さを感じた。2016/10/06

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