だいわ文庫<br> 戦争と革命の世界史

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だいわ文庫
戦争と革命の世界史

  • 著者名:神野正史
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 大和書房(2016/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479305989

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内容説明

世界は、戦争と革命によって動いてきた! 中東戦争、湾岸戦争、フランス革命、ロシア革命……。人類の運命を動かしてきた様々な「戦争と革命」を辿ることで歴史の流れがすっきりつかめる! ニュースの「なぜ?」がわかる! 超人気予備校講師による熱狂的ドラマチック世界史講義!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シロ太

8
21世紀から17世紀以前へ時代を遡って戦争と革命を解説する歴史本。なかなかわかりやすい内容だった。9.11から始まりその報復としてのアフガン、イラク戦争。遡ってイラン革命からイランイラク戦争、湾岸戦争、アフガニスタン侵攻など。さらに遡って中東戦争……と読者を飽きさせない。また端的な解説で分かりやすい。ただこの手の読本は著者の主張を鵜呑みにするのは危険。そういう意見もあるんだ、くらいに一歩引いて読むのが丁度いいかと。近代を引っ掻き回しているのは米国だという主張は納得。現在進行形の北朝鮮問題の参考にもなった。2017/05/03

Tomo

5
神野正史さんの歴史は「世界史劇場」シリーズでお馴染みですが、今回は近代史を俯瞰して地域と時間を行き来します。こうして見ると、共産主義の過ちがいかに19~20世紀の歴史をねじ曲げたかと今さら感じます。新世紀、アメリカによる平和も陰りを見せだし、この暴君も何をしでかし延命を狙うか。ところが21世紀になっても赤い妖怪は生きていて、他の宗教観とともに争いの種をばらまいて…難しい世界です。2017/05/10

こたつドラゴン

4
戦争と革命の歴史を現在から過去に遡りながら俯瞰する内容。著者がアメリカ嫌いなのと軽く右寄りなのを差し引いて読めば、わかりやすくて良い本だと思う。世界情勢の分岐点となった出来事を、原因をたどる形で解説するスタイルは理解しやすかった。一番興味深かったのはテロを戦争の一形態と定義したこと。今日6月29日も朝からトルコでのテロ事件が速報で報じられたように、テロがある種常態化しつつある。著者が、戦争➡総力戦➡冷戦➡テロと戦争形態の変遷を位置付けたのがとても腑に落ちた。久々に西側の価値観から抜け出した気がする。2016/06/29

てん

3
独特な価値観で書かれていると思うけれど、嫌いじゃない。まあ社会主義を完全否定してる感じは苦手かもしれない。何かを完全に否定できる根拠を歴史に見ることが私にはできない。とりあえず、歴史は繰り返す、歴史に生きている、あと、民族の違いってとこか。まあそりゃそうなんだけど、民族と思想も違いよね。ただ日本人がみんな働きたいと思ってるとかってわけではなく、世界で成功してる人が必ずしも人任せで遊んでるとも言えない。この変は極論だな。2017/01/13

funkypunkyempty

2
★★★★☆ あまり好きではない世界史だけど、神野先生の本はどれを読んでも引き込まれる。さすが予備校の第一線でずっと人気講師で居続けるだけのことはある。2020/06/18

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