内容説明
5歳のときに出会った「奇妙なゲーム―将棋」が人生を決めた。最短距離を走って21歳で史上最年少の名人位。順風満帆の船出。しかし、青春の嵐は、そのすぐ後にやってきた。苦しみ抜いたスランプの時代。プロの試練。巨峰中原名人から名人位を奪還したときの震えるような思い。谷川浩司が栄光と挫折に彩られた27年間の人生を振り返り、将棋への熱き思いを綴った自叙伝。文庫化に際し、27歳から現在までの「激動の12年間」を新たに加筆収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
17
読みやすかった。将棋のプロ棋士の思いや本音を知れて良かった。2020/12/09
なるときんとき
15
3期目の名人になった26歳の頃の自叙伝に12年後の文章を加えたもの。将棋を覚えた頃のことや、仕事のこと、将棋界のこと、恋愛のことなど20代の等身大の感性で綴られている。山藤章二さんによる表紙のイラストは38歳の谷川先生の似顔絵かな。天才と呼ばれがちだけれど、だからこそ同年代の人達が他のことをしていた時間将棋に邁進して実力を付けていたことを強調しているなあと思う。将棋に打ち込める環境を運が良かったとも。2020/09/08
糜竺(びじく)
14
再読。2023/01/29
うりぼう
4
確かに早すぎます。そんなこと言ってるから、羽生さんに置いて行かれる。2001/02/15
ぽん
1
今の現状での思いを読んでみたい。随分と時間は過ぎてしまっているけども。勝負の世界は厳しいものだな。2009/12/02
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