山と溪谷社<br> ときめく微生物図鑑

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山と溪谷社
ときめく微生物図鑑

  • ISBN:9784635202282

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内容説明

大好評!ときめく図鑑シリーズの11冊目は「微生物」がテーマです。ミクロな世界のときめきワールドをご案内。
プランクトンを中心にときめきの微生物ワールドを紹介いたします。

もくじStory1 
微生物の記憶 
生き物はどこから発生するか/地球を作りかえたシアノバクテリア/地球の歴史をはかる微生物/人と微生物を「音楽」がつなぐ/

Story2 プランクトン図鑑 
ようこそ顕微鏡の世界へ/☆植物プランクトン☆シアノバクテリア/ユレモ/クロオコッカス/ミクロキスティス 《緑藻》クンショウモ/アミミドロ/イカダモ/ムレミカヅキモ/イトクズモ/サヤミドロ/ブルボケーテ/ボルボックス/パンドリナ(カタマリヒゲマワリ)/ボツリオコックス 《アオサ藻》スミレモ 《接合藻》アオミドロ/ツヅミモ/スタウラスツルム/ミクラステリアス/ミカヅキモ 《紅藻》イデユコゴメ 《珪藻》コアミケイソウ/クモノスケイソウ(アラクノイデス)/タラシオシラ/トリセラチウム/ディアトマ/クチビルケイソウ/ディプロネイス/コラム・化石珪藻のいろいろ/《シリカヒゲムシ藻》ディクティオカ/《黄金色藻》サヤツナギ/ニセクスダマヒゲムシ(ウログレナ)/シヌラ  《渦鞭毛藻》ウズオビムシ/ツノオビムシ 《夜光虫》ヤコウチュウ《繊毛虫》ミドリゾウリムシ 《ミドリムシ藻》カラヒゲムシ/ユーグレナ(ミドリムシ) ☆動物プランクトン☆ 《甲殻類鰓脚綱》シダ/ホロミジンコ/ミジンコ/カブトミジンコ/オカメミジンコ/アオムキミジンコ/トゲナシエボシミジンコ/ゾウミジンコ/アルテミア 《甲殻類甲殻類顎脚綱》ケンミジンコ/カラヌス/スイツキミジンコ/モンストリラ/カイミジンコ/ウミホタル 《甲殻類甲殻類軟甲綱》コノハエビ/アミ/ヨコエビ・ワレカラ/コツブムシ/コラム・食って食われてつながる微生物の世界/そのほかのプランクトン

Story3 もっと!微生物 
世界は微生物でいっぱい/原核生物バクテリア(細菌)/原核生物アーキア(古細菌)/バクテリアコレクション/真核生物菌類/酵母/カビ/きのこ/菌類コレクション/真核生物地衣類/真核生物変形菌/コラム・ウイルスのデザイン

Story4 世界をつなぐ微生物 
キーワードは分解/コラム・うんちが土になる…糞土師・伊沢正名さんのうんち記録/微生物を利用する/微生物食品のいろいろ/コラム・世界一くさい、シュールストレミングを食べてみる

Story5 ワンダフル微生物ライフ 
プランクトンを採集する/顕微鏡でプランクトン観察

コラム・微生物を探す1珪藻化石は泥岩で探す
微生物を探す2有孔虫を見つけよう!
微生物アート1生きものに美の輪郭を与える 切り絵作家・いわたまいこ 
微生物アート2ラブ!微生物 変形菌グッズ・ひよこまめ雑貨店 鉄の造形プランクトン・宇野君平

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

124
日本一美しい○○図鑑、とか、ときめく○○とか、聞き慣れてしまうほど蔓延しているタイトルですが、この図鑑は本当にときめきました。微生物への愛が深い。内容はマニアックながら、綺麗な写真と分かりやすい誘導で、生物学に不慣れな読者の心も鷲掴み。ミカヅキモとボルボックス可愛い。動画で見ていたい。ミジンコもこんなに種類が在るとは。神秘的な世界を味わえます。2016/10/14

kinkin

107
海、川、湖などどこにでもいる微生物について。微生物と言っても様々な形があるものだ。普段、微生物など(などと言っては微生物に失礼か)気にしていなかったが、読んでゆくと人との関わりが大いにあるようだ。チーズ、キムチ、ヨーグルトなどの食品は微生物のおかげ。微生物を食べる魚は大きな魚に食われやがて人の口に入ることなど。そして世界一臭いスウェーデンのシュールストレミングという缶詰の開け方が写真解説で載っていたり。この本を詠んでいたら顕微鏡が欲しくなった。図書館本2022/04/30

かりさ

74
遥か悠久の時代を感じさせる微生物。顕微鏡の中の世界はよりいっそうの興味を持ってときめいてしまいます。微生物への深い愛、深い考察に感動すら感じました。残念ながら返却日が迫っていたためさらっとしか読めなかったので、もう一度手元に置いてちゃんとじっくり入り込みたいです。いろんなときめく世界、本当に素晴らしい。2016/12/03

あじ

47
【地球生命誕生のおおもとは、隕石に乗ってやってきた微生物と考えられている】【バクテリアが光合成をした事で酸素が増え、オゾン層を形成するに至り、生き物の進出を後押しした】縁の下の力持ち“微生物”に、ときめく以上に崇拝の念を抱いてしまう内容だった。地味なようで華やかな仕事をする微生物、顕微鏡が万華鏡にすり替わった瞬間だ。また自身の排泄物で分解を研究する『糞土師』の存在…1974年以来トイレを利用した事は数えるほどしかないそうだ。彼もまた微生物にときめいてしょうがない一人に、数えて良いでしょう。2016/10/05

booklight

42
【拾読】そうか、微生物までときめいちゃうか。微生物視点でみると、大きい動物なんてポッと出のマイナーな存在。空気も土も石油も作ったのは微生物と考えれば、大きな動物とは違う別世界が広がっている。ということでときめきを利用して微生物を学ぶ。植物系のクンショウモ、イカダモ、ボルボックスなどから始まり、夜光虫、ユーグレナを経て、ミジンコ、アルテミアなど美しい写真が続く。バクテリア、アーキア、菌、カビ、キノコ、地衣類、粘菌、ウイルスなどもざっとおさらいできる。後はプランクトンを採取したりミジンコのモービルを作ったり。2023/04/02

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