内容説明
球団創設、歓喜の御堂筋パレード、低迷の日々……南海ホークスの栄光と挫折の軌跡を追いつつ、球場という空間のあり様や応援という行動の変遷を活写。ファンの視点からの画期的な野球史。貴重な写真多数!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ライアン
17
南海を中心としたファンと当時の関西文化、球団創設当時の話とパリーグの文化の話。よくぞここまで調べたな~という感じ。阪神・南海・阪急・近鉄の関西私鉄が近隣住民へのサービスとしてまず窮状を作った、というのがなんか面白かった。2015/03/09
またおやぢ
14
門田博光氏が不惑のホームラン王になった年、僕は高校二年生だった。修学旅行の予定ルートを抜け出し、難波にあった大阪球場の売店で南海ホークスのメガホンとキャップを購入した事を覚えている。社会人となり関西に移り住むも、ホークスは福岡に本拠地を移し、球場の中には住宅展示場が建てられていた。あれから20数年。巨大ショッピングモールの通路には、ここが大阪球場であった事を示すホームベースとピッチャープレートが残り、陽気で元気な大阪人が今日も集う。そんな、在りし日の街の風景や、人々の思い出を封じ込めた宝物箱のような一冊。2016/10/06
たーくん
9
10年以上の積読本。半分くらいで挫折。野球よりは社会文化的な要素が強く、入り込めなかった。注釈が邪魔でもあった。⇒⇒球団創設、歓喜の御堂筋パレード、低迷の日々……南海ホークスの栄光と挫折の軌跡を追いつつ、球場という空間のあり様や応援という行動の変遷を活写。ファンの視点からの画期的な野球史。貴重な写真多数! 2020/02/10
spike
9
初版は2003年、加筆があったとはいえ今となっては50代の私以上の世代しか懐かしいと感じる内容ではないのだが、それでも、在阪パリーグ球団の変遷とか、応援の風景の変遷とか、非常に興味深い。私自身は昔からのベイスターズファンなので、悲哀を味わいまくってきたと自負してたのだが、足元にも及ばなかった。2016/11/12
Ikuto Nagura
8
80年代にパリーグ各球団がファン獲得とサービスに力を入れ、その方策として子ども会員のパ公式戦入場無料を始めたという。それによって「この時期の子どもたちは、親から電車賃をもらえば、毎日のようにただでプロ野球を楽しむことができ」、その子たちが成長し90年代から現在にかけて外野席に集う層の核となったと分析する。地域などに大幅変遷のあった南海・阪急・近鉄・日ハムに該当するか疑問だけど、少なくとも今の西武球場や千葉マリンには当てはまりそう。それにしても、こんな本を著したくなる程、特定球団を愛せるのは幸せなことだな。2016/05/15
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