内容説明
父親らしき男とともに、なにかを探し求めて鳴子温泉を訪ね歩いていた若い女性。その死体が、一つの川の流れを日本海と太平洋に分かつ分水嶺の傍らで発見された。東京下町の名曲喫茶に勤める彼女には、六年前に殺人事件を起こし、逮捕されるという暗い過去があった。そして、喫茶店の同僚にも魔の手が――十津川警部が分水嶺に見た運命の分かれ道とは? 迫真のトラベルミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Midori Nozawa
12
おもしろかったです。西村京太郎氏の訃報がニュースで流れて、気になって読んでみました。本書は夫の蔵書。舞台となっている陸羽東線、鳴子、堺田の分水嶺、こけし館、鳴子神社など行ったことがあります。分水嶺と言っても、山の中でなく本当に小さな掘割のような川が左右に分れ、太平洋と日本海の分岐点になっています。テーマは政治家一家5人兄弟が皆政治にかかわって、保守党の総理に目される人物が事件に関わる。選挙戦では68歳ののんびりした老人が経営する喫茶店の2人の女性の死の謎を追って老マスターは選挙妨害をやらかす。爽快だった。2022/03/07
saga
2
舞台となった鳴子温泉や境田の分水嶺に行ってみたくなりました。終わり方が突然すぎる。2017/03/25
史
1
中年の意地。2019/11/19
aaboo
1
ラストがいまいちだった。2017/06/11
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