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内容説明
実名ノンフィクションで業務改革の実際を描いて人気を集めるロングセラーの増補新装版。125年の歴史を持つ老舗大企業の人事業務を変革し、困難な道のりの末に生産性40%向上など、大きな成果をあげたプロジェクトの物語。プロジェクトにファシリテーションを適用することで、困難なプロジェクトを、抵抗勢力を出さないプロジェクト、カリスマ不在のプロジェクト、成長するプロジェクト、楽しいプロジェクトに変えていった5年間の軌跡。プロジェクトを立ち上げた副チーム長と、支援したコンサルタントの2人がそれぞれの立場からプロジェクトを振り返るというユニークな形式です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
幣
3
古河電工での業務改革プロジェクトが多くの人のたくさんの汗のもと成就したドキュメンタリー。推進しなければいけない当事者と、それを支える外部のコンサルタントが、それぞれの異なる視点からの掛け合い形式で綴る内容は泥臭く濃いけど引き込まれる。(いわゆるカッコいいコンサルタントを目指す若い学生さんなんかには耳が痛いかもしれない) 仕事じゃなくても、何かをするには、家族旅行でも、企画し、準備し、成就させなきゃいけないプロジェクトがいっぱいある。本書に書かれているほど本格的でなくても手順は参考になる。 2014/05/26
笠井康平
1
アンリテラルなメタフィクション2019/08/28
Nao Maru
1
業務改革のドキュメンタリーとしても面白いし、仕事観やプロフェッショナルとして心構えも学べる良書。ファシリテーションの重要性と難しさ、問題意識を持つことの大切さを学べました。三枝匡さんの事業再生ものと違い、普通のサラリーマンが主人公なのでなじみやすいと思います。仕事のモチベーションが下がった時に読むと頑張ろうと思える本です。おすすめ。2019/05/28
おいくろ
1
SI業界で働いている人におすすめ。プロジェクトの実話小説といったところ。目頭が熱くなる箇所もあった。
Satoshi Itou
1
対立に勝つではなく、起こさせない。検討プロセスへの関与を誘導する。と理解。ケンブリッジ社と一度仕事をしてみたくなる内容2015/04/26