日本経済新聞出版<br> 心が折れる職場

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日本経済新聞出版
心が折れる職場

  • 著者名:見波利幸【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2016/08発売)
  • 夏を先取り!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532263126

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内容説明

飲み会なし、雑談なしは危険信号。なぜ、うちの職場には冷えきった空気が充満するのか。なぜ、あの部署では不調者が多発するのか。
上司が「アドバイス上手」、「頭のいい人」が周囲にそろっている、「ホウ・レン・ソウ」や論理的思考が重視される、個人に大きな責任が与えられる、無駄口をきかず効率優先……こんな職場こそ、実は心が折れやすい? パワハラや長時間労働だけが原因ではない。社員の心を蝕み、不調者を多発させる職場の実態について、数々の事例を知るプロのカウンセラーがひもとき、本当に働きやすい職場とは何かを考える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

284
基本的には、著者も言っているように、心の問題に正解や特効薬など存在しないので、「ああ、こういう事あるある!」くらいで現実と比較して考えるヒントにするための本。「~かもしれません」「~な可能性がある」という言葉が多く目につく。世の中には色々な会社があり、社風も様々。そもそもモチベーションの上げようもない仕事というものも存在する筈であり、自身のケーススタディに合わせてヒントを取捨選択していくしかないので、こういうコンセプトで本を纏めようと思えばこういう書き方になる。そうした中では読みやすく例も多めで良いかも。2016/12/06

yoshida

112
メンタルヘルスの重要性が叫ばれて久しい。特にこの15年位から顕在化したと思う。自殺者数の増加もあり、精神疾患への注目と理解は以前より深まったと思う。長時間労働やパワハラが原因のひとつとして見直されつつある。実態は根が深い。職場も人と人で成り立つ。職場の生産性向上の為にも、お互いが人として向き合わねばならない。部下が悩み助けを求める、もしくはミスをする。その際、周囲はどうするべきか。ひとつは傾聴であろう。まずは心情を聞く。そこから解決策を共に考える。ミスは注意する。しかしプロセスを認め評価する。何より、社員2021/01/07

あすなろ

111
【学習】TVでニュースばかり見てない?この頃に涙を流したことある?無気力ではない?貴方も部下も?ストレス太りはしてない?この辺り、良い答え得られない人や部下が多い職場は心折れている職場。なかなか勉強になった一冊。最寄り駅の三省堂で面陳されているだけのことはある。様々な角度から己の職場を見ることの出来るこうした本は正に考える・省みるヒントとなり得るに足る本である。また、運動・睡眠・食事・子供教育迄触れられていた。貴方は自己承認出来る人ですか?つまり、自分で自分を認められるか?幼き日の親の愛情量らしいですよ。2016/11/13

mukimi

104
現職場にこれまでにない居心地の悪さを感じその原因を分析したくて。メンタルケア講習会で既に得ていた知識を超える収穫は、理詰めのシステム構築より人と人の血の通った会話や思いやりが重要ということ。これまでの経験と照らし合わせ納得。人数が多い(即ち業務も指導対象も多い)ために目を合わせて挨拶したり雑談する余裕がなく業務外の同僚のプライベートに歩み寄ることがない職場は殺伐として心が知らぬ間に削られて当然だろう。同僚だけでなく同僚を思う家族の存在を感じて欲しいとの言及は職場トラブル専門家ならではの切実さを感じた。2023/11/03

Shoji

78
難しい言い回しや屁理屈を並べることもなく、平易な文章で分かりやすく書かれています。 チームを組んでお仕事をされてる方は読んでおいて損はないと思います。 この本を読んで、あるいは読みながら、おそらく、おそらくですが、「そんなことは分かってるわい」と思われたなら、危険な兆候かも、です。 2016/12/14

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