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内容説明
日本企業の封建的な体質にメスを入れ続けてきた著者が改めて問う会社論の決定版。ブラック企業、日本型雇用の崩壊、企業不祥事の変質。その病根を指摘し、処方箋を指し示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Satoshi
2
日本人は無宗教であるが、会社という宗教に入っているので、それが精神の支えになっており、会社を辞めた瞬間からその人間関係が無くなり、精神のバランスを崩す人もいる。私も企業に勤める身として、耳が痛い。若手社員に向かって、会社でのみ通用する理屈を強要していることもある。組織に属している以上、しょうがないこともあるが、自分の仕事が公益性という意味でどのようなものなのかを考え直すいい機会となった。2018/07/10
しびぞう
2
佐高信の本は初めて読んだのだが、昔からの読者でないと読みこなすのは難しいと感じた。会社によくいる偉い人の話を、同じ会社にいる部下だからこそ理解できるという状況があるが、本書は正にそんな感じだった。要するに内輪受けということだが、それが、東大出身者を小バカにして悦に入る筆者の限界だということだろう。ただ、人に対するアンテナはとても高いと思った。2016/05/26
タイガ
1
だっ!読み終わったハァ!ちょっと飲み物飲み物『ゴクゴクゴク』フー...あースッキリした!内容はどうだったかって?………比喩表現がっ面白かった★茶番終了 がぁ...謹製、嘰る、嗤笑、諫め、矮小、冥福、編纂、子女、出処進退、馘首 意味が解るかい?読めるかい? 読めるか!!意味も解らん!!!いちいち調べたぞゾオオォォォォーイ!食べにくいもっと柔らかく作ってくれりゃいいのに...イップスだよ、この本のせいで読書イップスになっちまったよ。・・・・・・・・・治ったからいいけど.2016/09/08
nnnともろー
0
硬骨の士。真のジャーナリスト。批判は実名でなければ意味がない。トヨタ・日立・パナソニック・東電・NHK・ユニクロ・ワタミ…ブラック企業のオンパレード。就活前にぜひ一読を!2017/01/14
siru
0
世間的に優良企業と言われていても、表立って知られないことがあることが分かった。一面だけでしか分かっていないと、その会社の本質が見えなくなる。良い会社とは何だろう、ということを考えさせられる。松下幸之助と本田宗一郎、2人の違いを知らない自分にとって、本田宗一郎の「和を排する」考え方に興味を持った。2016/06/02