世界一子どもを育てやすい国にしよう

個数:1
紙書籍版価格
¥1,320
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

世界一子どもを育てやすい国にしよう

  • 著者名:出口治明【著】/駒崎弘樹【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ウェッジ(2016/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863101685

ファイル: /

内容説明

ここ数年少子化や待機児童、産休、育休等、子どもにまつわることが問題になっていますが、これらは放っておけば国力低下につながるものばかりです。そこで、出口さんと駒崎さんに「子どもにまつわる問題をどう解決するか?」をテーマに、社会の仕組みや仕掛け、働き方、幼児教育の重要性、この国をどんな国にしていきたいか等、語っていただきました。ふたりに共通する思いは、「子育てする人も、そうでない人も、ひとりでも多くの人が幸せに暮らせる社会づくり」に尽きます。今、自分にできることは何か、個人や社会が一歩前へ進むきっかけになる本です。

はじめに
第1章 ヒトが生きてきた歴史に学ぼう
第2章 社会の仕掛け、仕組みを変えよう
第3章 働き方を変えていこう
第4章 教育こそが人間形成につながる
第5章 年齢フリーのチャイルドファースト社会へ
おわりに

<著者プロフィール>
出口治明(でぐち・はるあき)
ライフネット生命保険株式会社代表取締役会長。1948年生まれ。京都大学法学部卒業。日本生命保険相互会社に入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。2016年6月より現職。『生命保険入門 新版』(岩波書店)、『直球勝負の会社』(ダイヤモンド社)、『「全世界史」講義』(新潮社)等、著書多数。
駒崎弘樹(こまざき・ひろき)
認定NPO法人フローレンス代表理事。1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。2005年日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始。2008年「Newsweek」の〔世界を変える100人の社会起業家〕に選出。2010年から待機児童問題解決のため「おうち保育園」開始。のちに小規模認可保育所として政策化。2014年、障害児保育園ヘレンを開園。複数の公務を兼任。『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(ちくま文庫)、『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)等、著書多数。

※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『世界一子どもを育てやすい国にしよう』(2016年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

67
良い本でしたが、子どもたちの将来がとても心配になりました😔ライフネット生命会長の出口治明氏と、日本初の「共済型・訪問型」病児保育を開始した認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹氏による対談本。少子化を止めるには社会が根底から変わらなければならず、突き詰めると「社会が子どもを育てる環境をどう整備するのか」に尽きると言います。仏や独など少子化対策の欧州先進国から多くを学び、日本も「チャイルドファースト社会」を目指すべきだと説きます。最後に、みんなで怒りの声を上げよう、叫びを届けよう、と締めくくっています。2023/06/06

レモン

44
2〜3年前くらいからずっと、図書館になくほしいものリストに入っていた本。unlimitedに追加されていたので、一気に読了。小説以外の本も久しぶりで、対談形式でテーマが少子化問題ということもありページが進む、進む。最近ようやく子育て政策に力を入れようと国が重い腰を動かし始めているが、ジェンダーギャップや固定観念から変えていかないといけない。お2人の仰られていることはどれも納得できた。虐待、ひとり親、子どもの貧困、ヤングケアラー等への制度が充実したチャイルドファースト社会になってほしいし、変えていかないと。2023/01/06

たまきら

29
読み友さんから。言うべきことは言い、学び続ける。そして、前向きに問題に向き合う。そんな真摯さが伝わってくる対談集です。「言い続ける重要性」を久々に再実感しました。当事者として、行動していかないとなあ。まずは本日学校に行ってきます。2018/12/05

tetsubun1000mg

15
このようなタイトルの本は、政治家や官僚が書き具体性のない内容のものが多いが、分かりやすく実現性が高そうに感じた。 実際にフランスの政策と現在の出生率の増加が表しているように、政治家と有権者の意識の問題のようです。 いつになったら変わるのか? NPOの事も良く知らなかったので勉強になりました。 アメリカの伝統ある私立大学、ハーバード大はNPOが運営しているとは驚き。 だから息の長い研究ができて高いレベルを保っていられるのか。 世襲議員に対する国民の受け止め方は、大人の国かどうかの違いではないのでしょうか。2019/11/01

ツキノ

14
政治家はこれを読まずに子育て支援を語るなかれ。発行から2年、まさか読んでいないとか?少子化を考えることは社会が子どもを育てる環境をどう整備するのか、ということ。歴史的に見たりデータが表す現状がわかりやすい。小学校の待機児童がいないよう保育園もやると決めればすぐできる、やる気のなさが出ている公的支出。当事者不在の審議会。子どもの貧困は日本で一番緊急度の高い課題(167p)、子育ての問題はのど元過ぎれば熱さを忘れて据え置かれ、不条理だけが残るなど、当事者のみならず高齢者にも読んでもらいたい。2018/11/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11082016
  • ご注意事項