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内容説明
地名をみれば、地形の変遷や歴史がわかる。
東京23区内にある416の地名のルーツを解説した由来本。著者自ら、実際に各地に足を運んで地形を確かめ、その歴史を研究した記録です。そもそも、地名は自然地形をもとにしてつけられていました。たとえば、葦(あし)が生えていたから「足立区」、古墳のある高い所だから「竹の塚」、川が造った島・陸地だから「島根」、一日に千駄も薪を伐り出したということから「千駄木」など。このように、名付け方はいたってシンプルですが、このように由来がわかれば、過去の地形やその土地にまつわる歴史まで知ることができるのです。東京23区の散歩のおともにもなるハンディサイズの手軽な地名本。各区の地図付きです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂希ちま
1
よくこれだけ調べたものだと驚いた一冊。私は練馬に住んでいるので、真っ先にここをチェック。職場があった北区、渋谷区もチェック。馴染みのない区はノーチェック。もうちょっと知りたいと物足りなく感じたら、続きは自分で調べましょう。2023/11/09
ササ
0
辞書のような作りで、一つ一つのボリュームは少ない。地名なのでその土地の形から成り立つものが多い。そりゃそうか。 そんな中、えっそんなことが由来に?という地名があり、楽しい。そういう地名だけを集めたものが読みたかったな。2024/03/03