幻冬舎単行本<br> 日本国憲法の真実 偽りの起草者ベアテ・シロタ・ゴードン

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幻冬舎単行本
日本国憲法の真実 偽りの起草者ベアテ・シロタ・ゴードン

  • 著者名:高尾栄司【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 幻冬舎(2016/08発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344029743

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内容説明

嗚呼なんというお粗末! 日本の憲法が、コピペによる捏造だったとは! ! 日本への怨念と復讐心に燃えた「虚飾の女神」ベアテ・シロタとは何者だったのか?

人気ピアニストを父に持つユダヤ人女性、ベアテ・シロタ・ゴードンは5歳から15歳まで日本で過ごすと戦時下のアメリカに渡り対日工作に従事。米国籍を取得したばかりの終戦直後、22歳で再来日、GHQ民政局に飛び込み、すぐに日本国憲法の起草に従事する。その後いつしか存在は忘れ去られたが、1990年代に入って「男女平等条項の起草者」として日本のテレビで紹介されるや「戦後民主主義の女神」として日本各地で称賛される。憲法の骨子となる人権条項は「当時22歳だったベアテの手によるもの」と日本の憲法学者の間でも常識化された。が、そもそも憲法の門外漢だった若いベアテに起草などできたのか? 実際どのような杜撰さで書かれたのか? そして彼女の上司だった謎の人物ピーター・ルーストとは何者で、彼の所属した秘密結社とは何だったのか? 「憲法を世界遺産に! 」などと言っている場合ではない。全日本人必読、驚愕の戦後史!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

7
ショックだ。元々ベアテの1945年のクリスマスを読んで驚き、この本の副題に惹かれたのだが、傷は癒されるどころか決定的なものとなった。ベアテの欺瞞性はまぁ指摘通りと思うが、日本国憲法が出来た経緯は概ね正しかったことがよく分かった。たかだか一週間かそこいらで、そして中身のほとんどコピペなのね、残念無念。憲法に対する認識が改まったよ。2018/01/05

あまたあるほし

5
憲法のコピペ部分を探し当てていく箇所や、GHQ内部でのやり取りの再現など、非常に面白く読めた。具体的な条文のできかたは、このようなものだったのかと驚愕。ベアテ・シロタの胡散臭さもよくぞ調べたなと。それでも当時、これだけ人間の権利を追求したのは、良いことだったとも思う。そこは筆者と考えが違うところ。いま隣組みたいな監視組織があったらウザい。斎藤隆夫を「元議員」と書いているが、翼賛選挙で、議員に復帰してたはず。英語資料の分析はさておき、昭和史に関しては、筆者の知識に疑問符がつく部分もあった。がんばれ校閲。2016/10/20

そらパパ

1
コピペですか2016/09/19

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