内容説明
男子高校生の主人公は、ある日突然、クラスメイトの少女・素子から罵倒される。それ以降も、罵倒され続ける主人公と、彼を罵倒し続ける素子――。その奇妙な毎日を続けていく2人は、その関係性も徐々に変化しはじめ……。罵倒する素子のイラストと、主人公のモノローグで構成されたコミックでも小説でもない、まったく新しい形のストーリー作品!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
12
C88にてサークル「めばえあにめ」で刊行された「罵倒少女」。気になってて同人誌置いてる店で探してたんだけど、コミックス書籍化されていたとは…。罵倒し続ける女子高生・素子と罵倒される主人公のモノローグで構成された第一部と、先輩後輩のコマ割り構成の第二部構成。いやぁ〜なかなかの強烈な罵倒。ツンデレなしの混じりっけのない罵倒が次々と炸裂していくもパンチラや胸開けなどしてエロス漂ってるじゃんと思ってたら、やることやってるやんw罵倒されながらの行為もM属性ではないと思うけどなかなか…。コマ割り構成の明日香も→2016/10/29
歩月るな
8
幸(さいわい)を見出す事こそ生きる事である。ゴミクズ以下の生命体未満であろうとも、君は人のぬくもりを知っている。幸あれかし。君は美しい。2020/06/28
とーちゃん
7
イラストレーターmebaeさんが好きでTwitterでこの罵倒少女を見ていたので購入(ヴィレヴァンで見つけましたw)あいうえお順で素子が罵倒していきます。不快に思う方もいるでしょうね、性癖がわかります笑。アニメーションの明日香も好きです。明日香のがマイルドですね。イラスト集みたいな感じ。筆者は詩集ってあとがきに書いてますね。2017/07/31
紫雲寺 篝
7
ひたすらに少女が罵倒してくる本。ILLUSTRATION 2014でmebaeさんを知り、ツイッター上でも拝見していました。結構前から精力的に罵倒少女をアップしていましたが、こうして商業誌になるとは思っていませんでした。罵倒は五十音順で並んでいて制覇しているので、結構な量になります。試みとしても面白いですね。あとがきにあった#2の名前についてのコメントは、この方を知っている方には周知の事実かと。自分は罵倒される趣味はないので、多分本質を理解するのは難しいと思いますが、イラストを見るだけでも楽しめました。2016/08/12
Ex libris 毒餃子
6
イラスト集。罵倒のボキャブラリーは少ないが、それが余計に現実的。罵倒されながらの性交っていいじゃないですか2016/09/10