ビッグコミックス 休日ジャンクション

著者名：真造圭伍【著】

小学館（2016/08発売）

• ISBN：9784091877086

内容説明

映画『森山中教習所』公開記念！　番外編「つりぼり松田さん」も収録。真造圭伍、4年ぶり待望の短編全7編収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

文学の文脈をそのまま漫画に落とし込んだような、淡々とした一日も、とんでもない奇想な日も、等しく収まってしまう言語道断感も好き。「兄と妹」のパワー漲るお兄さんいいなあ。一番好きだったのは「家猫ぶんちゃんの一年」。猫らしい何気ない愛情がたまらなく愛おしい。偶然にも亡くなった愛猫の誕生日だったのでもう号泣。漫画で死んじゃうのは人間のほうだけど♡生きることを投げ出さない凛としたぶんちゃんの、陽だまりのような優しさに涙腺が決壊した。カバーのセンスも最高！

2020/02/17

[アマニョッキ]

もーう、好き！好き好き！真造圭伍。日常を見つめる視線がいい、そこから切り取るエッジがいい、そして発展させる感性がいい。「休日」「兄と妹」「がんばれよういち」なんかは長嶋有の小説のよう。「ゴジラカップル」読了前、読了後では、シン・ゴジラの見かたが変わる。「家猫ぶんちゃんの一年」を読んで泣かない愛猫家がいたら私が猫パンチをお見舞いしてくれよう。そして大好き「森山中」のスピンオフまで！7編、捨て話一切なし！文句なし！タイトルも良し！ってか良いとこしかない！ずるい！

2017/05/31

[天の川]

『家猫ぶんちゃんの一年』は切なくて、寂しくて、愛おしかった。孤独死した男をどこかで追い求めているぶんちゃん…良かった。あなたまで孤独死しなくって。『休日』の二人の空気がすごく良い。学生時代とは二人の立ち位置が違って、それでも学生時代の空気は共有している…。どこか懐かしくて、かけがえがない。

2017/06/28

[らっそ]

タマフルで紹介された猫のはなしが目当てで読んだけど、他のお話も感じることが多かった。読んで良かった

2018/01/20

[あび]

めちゃめちゃ良くて、頭の奥が痛くなった。

2017/02/26