岩波科学ライブラリー<br> パンダ - ネコをかぶった珍獣

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岩波科学ライブラリー
パンダ - ネコをかぶった珍獣

  • 著者名:倉持浩
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 岩波書店(2016/08発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000296304

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内容説明

かぶりもの?いいえ,生きものです!シロとクロの理由,妙に丸い顔,タケで生きている不思議……あなどるなかれ,パンダの謎は奥深い.飼育係に「なってしまって」早10年.雨の日も雪の日もパンダを見続けてきた著者が,最新の研究知見や繁殖の舞台裏,マスコミとの葛藤を交えつつ,生きものとしてのパンダの全貌をストレートに語る.(カラー版)

目次

目  次
   はじめに

 1 パンダをよく見てみよう
  パンダはどこがクロいのか?
  パンダの手はどうなっている?
  これがパンダだ!
  パンダのくらし・基本のき
   パンダの1日/パンダの一生/パンダの食べもの
  パンダの目──人間は見えているのか?
  耳と鼻
  柔軟性──ネコっぽいカラダ
  行動──高いところが好き
  そして……カラフルなウンチ
  COFFEE BREAK パンダの顔が丸いのは

 2 珍獣パンダのさらなる秘密
  元祖パンダは赤錆色
  親戚はだれ
  パンダの中の微妙なちがい
  パンダのルーツ──アジア発か、ヨーロッパ発か
   「パンダの親指」の真相
  草食化しきれていない?
  腸内細菌の謎
  肉の味がわからない?
  肉食パンダの衝撃
  パンダにも美男美女?
  シロとクロの理由
  怒ったときは「ワン」と鳴く
  COFFEE BREAK 右利き? 左利き?

 3 パンダを飼うということ
  パンダの飼育係
  運んでくるのに一苦労
  北京式から四川式へ
  タケの調達
  一人ぼっちはかわいそう?
  パンダの病気
  パンダのトレーニング
  報道との戦い
  COFFEE BREAK 甘いものにはうるさい? パンダ

 4 リーリーとシンシン、繁殖の舞台裏
  パンダの繁殖はむずかしい!
  タイミングと相性
  繁殖シーズン2012
   はじめての同居(3・25 17:49)/うまくいかないふたり/交尾成立(3・25 18:26)/ 「内に秘めたる思い」をとらえる/妊娠したのか、どうなのか/エコーは使える?/煮え切らない経過/まさかの出産(7・5 12:27)/疲れはじめたシンシン(7・7 未明)/母乳をしぼる作戦/母子の絆(7・9 9:05)/突然の死(7・11 8:30)
  そしてまた発情の季節──繁殖シーズン2013
   恋鳴き開始、そしてあっけない終わり(3・11 夕方)/妊娠のきざし?(5月中旬~6月中旬)/そして日常へ(6月下旬~7月)
  中国人スタッフの功績

 5 パンダの祖国・中国
  知られざる野生のパンダ
  山手線内に4頭
   「絶滅の危機」をめぐって
  シンプル・イズ・ベスト
  双子入れ替え大作戦
  そしてまた野生へ
  COFFEE BREAK 着ぐるみ登場

 6 パンダ・フィーバーの行方
  書物のなかのパンダ、らしきもの
   「発見」、そして毛皮の時代
  パンダ生け捕りの時代
  カンカンとランランがやってきた
  パンダ争奪戦
  国賓扱いの来日
  ふたたび、みたびのパンダブーム
  微妙な風向きの変化
   あとがき
   付録 パンダに会える! 日本の動物園/引用文献・参考文献・図版提供

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

BLANCA

46
図書館で見つけた本。パンダ漬け妹が知らなかったので急遽借り。作家さんは上野動物園の元飼育員。パンダの担当に「なってしまって」10年とある。あのシャンシャンの両親、リーリーとシンシンの初めての繁殖に携わっていた。初めての子は、産まれて6日で死んでしまった。その子の死を無駄にせず、後にシャンシャン、双子のシャオシャオとレイレイが産まれ、無事に育っている。パンダは保護、繁殖の為に中国から借り受けている動物。愛ある飼育員さん達の苦労と尽力の成果無くして、パンダを日本で観る事は出来ないと改めて思いました。2024/09/03

宇宙猫

24
★★★★ パンダの白黒を無くした写真が、おっさんくさいクマなことが一番の衝撃。やっぱり、白黒だから可愛いだ。2017/12/01

ピンガペンギン

21
上野動物園のパンダの飼育員によるパンダの生態や保護状況について学べる本。実はパンダの飼育員は上野動物園では敬遠されがちだという。基本的にはクマなので怖い思いをすることも多い。昔はカンカン、ランラン(1972年に贈与された)など、飼育技術が今ほどよくなかったので、10年位で死んでしまった。現在では飼育技術が進歩、双子(飼育下では半数が双子)を育てる技術も向上。昔はパンダだんごを主の餌として与えていたが、現在は1日1頭あたり30kgササを与える(四川式)。現在、中国では野生に戻す試みが2010年ごろから→ 2025/07/23

プル

20
薄い本ですが、内容は濃いです。そして、飼育者の文章はとても読み易い。子供にも読ませたい本の一冊です。2016/10/31

calaf

19
パンダはクマ、つまり危険動物!!!そういえば、数年前にパンダの赤ちゃん誕生の話題がニュースになったような...あの内容は、正確ではないらしい...過熱する報道に対して正確な情報提供は不可能というのは、良く分かる気がする (^_^;;;2014/11/07

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