虫たちと作った世界に一つだけのレモン

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虫たちと作った世界に一つだけのレモン

  • 著者名:河合浩樹【著者】
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • 朝日新聞出版(2016/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022513656

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内容説明

流通しているレモンのほとんどは、防腐剤にまみれた輸入もの。皮まで食べられる安全なものはごくわずかだ。そんなレモンの真実と、著者が5年かけて成功した、完全無農薬レモンの栽培方法と哲学とは。レモン農家ならではのレモンレシピも紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

20
レモンなんて、そんなに買う物ではないし、買うならスーパーで輸入ものを。農薬は気になるけど、それでも仕方ないか。なんて思ってました。本当は「安全で美味しいレモンがあるなら、それを使いたい」。みかん農家を継めいだ著者が、レモンを無農薬で育て販売したいと思いましたが、苦労続き。そのうち、レモンをじっくり観察するうちに「天敵」を利用すれば、害虫を駆除できることに気づきました。レモン栽培の苦労だけでなく、レモンを使った製品の広がりや、レシピ、家庭での栽培法など盛り沢山。食と安全についても、考えさせられます。2016/03/29

ジロ

2
有機栽培のレモンづくりは大変、虫を上手に活用しなくてはならないから草ボーボーにしなければならない。奇跡のリンゴと同じパターン。レモンはほとんどが輸入品でありグリーンレモンを輸送中にエチレンガスで黄色く熟成させて日本に届く。また輸送時間が長いためそれに耐えられる身の硬い品質となる。本当の完熟レモンはみかんのように甘いらしい。レモンで大事なのは皮。皮にはレモンがレモンたる香りの成分が含まれておりこの皮を活用したいが輸入品はワックスに農薬が含まれており活用出来ため国産レモンの優位性は皮が活用出来るところである。2020/12/31

Ayano Inake

2
この世界で一番好きな食べ物のレモンについて、とことん知りたくなったのがきっかけで手に取った一冊。無農薬レモン栽培に成功し、害虫としてしか扱われなかった虫たちを社員のように接する生産者、河合さんの努力と、自然と折り合いをつけながら、転んでは起き、また転んでは起きの繰り返しに正面から取り組む農家の人々の姿を読みとることができました。是非、無農薬レモンを食べてみたいと思いました。2017/02/03

貧家ピー

2
皮ごと食べることができる安全なレモンを作るのに、虫を利用。完全無農薬栽培の取り組み・ポイントやネット販売、果樹園の1年など。こんなレモンを常備しておきたい。 2016/07/03

るみ

2
無農薬レモン農家のお話。レモンの情報が満載で面白かったー。 しかし、うちの無農薬レモンは、なぜ、毎年豊作なのかはわからずじまい。 雑草も抜かずにボーボーの庭で、虫がたくさんいるせいかしら?2016/04/15

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