- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
フランスをはじめ世界中でテロを起こすイスラム過激派、トランプ旋風に揺れるアメリカ大統領選、経済危機・分離運動・移民問題に苦しむEU、各国で台頭しつつある右派勢力…混乱する現代社会を読み解くカギは「宗教」と「思想」にある!あの国、あの組織の人間は、いったい何を目的に動いているのか。何を目指し、これからどう動くのか。それらはすべて、彼らの「根っこにある価値観」を覗いてみるとよくわかる!代ゼミのカリスマ公民科講師が、宗教・思想・哲学がまるっと詰まった倫理の視点から彼らの“頭の中”を徹底解説。難しいニュースの裏も見えてくる、痛快で明快な大人のための教養講座。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
5
枝葉末節はばっさりと切り捨てて根幹部分に特化した解説は、人気予備校講師の面目躍如、本領発揮といえるだろう。2016/07/05
avalanche
4
現代史を理解するうえで宗教や思想が大切であることがわかった。また、語り口も軽妙で楽しい授業を聞いているみたいで腑に落ちる。2017/08/30
チネモリ
3
「思想」や「宗教」が世界情勢を動かしているという筆者のメッセージがよく伝わった。また「現代史」の説明も池上彰氏に匹敵するほどわかりやすかった。一方で筆が多少すべっていないか、解釈が行き過ぎていないか危うい点もあった。 一般的に「思想」や「宗教」は単に「人生訓」などと捉えがちである。「思想」や「宗教」が人の心や社会を動かし「いま」を形成する基盤となる。そのことを予備校講師の目線から応えた1冊だった。2017/07/08
noriyorino
2
題名通り様々な宗教や思想についてその誕生と現在への影響をざっと紹介してくれる本。2017/04/17
.
0
江戸時代に儒教が隆盛したと語っているが、寺請制度や宗門人別改帳など幕府が寺院を利用していた事も特筆すべきではないだろうか?2017/06/27