内容説明
著者が若き日に綴った、レシピ研究、買物癖、外食とのつきあい方、移り変わる食材との対話──。食への好奇心がみずみずしくきらめく、抱腹絶倒のエッセイ四十九篇に、後日談とレシピをあらたに収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
98
カツ代さんの人柄が良くでている。お弟子さんが書く後日談がまた良いんだなぁ〜気になるレシピが沢山ありました。 今日、久しぶりにご飯を炊いたのですが、ここで紹介されていた炊き方…と言うより米の洗い方を実践したら、本当に美味しく炊けたのでビックリでした‼️2018/05/01
ひさしぶり
22
昭和12年生まれの小林カツ代さん、昭和40年代から活躍した料理研究家。だからちょっとお料理が今の時代と合いません。仕方ないよね。弟子語る後日談が師匠との距離感がほぼなくて、そっちの方がほのぼの良かった。戦争体験が幼少期にあったであろう方でしょ?食生活は芋ばかりとかじゃなかったのかしら?レシピの発想はどこからくるのかしらと変なところが気になってしまった。2021/12/27
ろここ
16
小林カツ代さんが若い頃のエッセイ。時代背景も懐かしくて楽しい。イラストもかわいい。時短の家庭料理の中にもあいな 市販の離乳食が食材そのもののペーストだった頃、桃の裏ごしをデザートに応用していすわた話が好き。 弟子の後日談も加わっていて、すごく明るくてキュートな方だったんだろうなぁと知れる。2023/02/11
Iso
8
若い頃からカツ代さんの本にお世話になってきました。おかずもお菓子も。読むと子育て時代の思い出がよみがえって来ます。2015/07/19
夜兎
8
ずっと昔に単行本で読み、探していた作品。文庫化されていてとても嬉しかったです。お弟子さんの加筆があるのもナイス。今更ながら、惜しい人を亡くしたなあ…とぼんやり思いました。2015/06/20