〔ダイジェスト版〕オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義

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〔ダイジェスト版〕オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義

  • ISBN:9784152096272

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内容説明

混迷の時代に道標となるのが歴史である。降ってわいたように見えるアメリカのトランプ旋風も、アメリカから倣うように日本でもひたひたと進む超格差社会化も、なぜそのような事態が出来するのか、アメリカ史の流れを把握すれば明快に理解できる。ただし、それは教科書では語られない真のアメリカ史でなくてはならない。アカデミー賞監督と歴史学者のコンビが正史では語られないアメリカ史の暗部を暴露し、ベストセラーとなった『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史』全3巻を、一気に読み通せる一冊本へと著者自身がリバイズした、待望の濃縮版。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

30
タイトルは「アメリカ史」であるが、原題はuntold history of the United States であり帝国(世界の警察)としてのアメリカが関わってきた歴史を俯瞰する。つまり独立戦争や南北戦争などはこの版には載っていない(3巻を纏めたもの)。世界の警察といっても良識のある警察ではない。病んでいる悪魔のごとき警察。べ戦争からは涙して読んだ。世界でどれほどの市民が苦しみられ命を落としたことか。またキューバ危機ではソ連の潜水艦が核ミサイルの発射寸前までいったことに心臓バクバク。続く→2018/03/25

サトシ@朝練ファイト

25
さすがにポイントをついてる。アメリカを愛してやまない作者にとってわざわざ他国に行って戦争をするなぞ憎悪以外の何物でもないだろうな。85年のゴリビーの登場が世界史の流れを変えたと言うのも納得する。アメリカの武器輸出が全世界の78%を占めてるとは!これなら戦争したくなるわな。2016/09/10

田中峰和

3
真珠湾攻撃から始まった戦争、日本が仕掛けた戦争とはいえ、その復讐のレベルは常軌を逸していた。米軍は日本の百以上の都市を焼夷弾で焼き尽くし、50万人の民間人の命を奪った。彼らの残忍さは2つの原爆投下だけではない。ヒトラーを上回る残虐行為は、米国内でさえもしアメリカが負けていたら、爆撃に加わった者は全員、戦争犯罪人になるといわれた。さらに恐ろしいのは、原爆投下までは、日本の降伏を許さなかったという真相。わざわざ異なるタイプの原爆を投下し、その効果の人体実験をしておきたかったから。なんと愚かなと言いたくなる。2016/10/06

Yasutaka Masuda

2
オリバーストーンがレフトな人なので、若干ながら見方に偏りがないわけでもない。 ウォレス副大統領、ケネディ大統領、ゴルバチョフを贔屓目に書いている。ウォレス副大統領という人物はこの本で初めて知った。 トルーマン、ニクソン、そしてブッシュJrは当然のようにケチョンケチョンに貶している。 第二次世界大戦以降のアメリカの歴史は日本では馴染みがないので、このように整理して書かれるととても分かりやすくてよい。やっていることといえばCIAが国を転覆させたり、難癖つけて戦仕掛けたりしている極悪非道の歴史しかないんですが。2017/07/27

星投げびと

1
もう一つの目線で見た近・現代史。私はドキュメンタリーが好きなので,一気に読み進めてしまいました。2017/05/28

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