あさ出版電子書籍 日本人が世界に誇れる33のこと(あさ出版電子書籍)

著者名：ルース・ジャーマン・白石【著者】

あさ出版（2016/07発売）

• ISBN：9784860635329

内容説明

●ＰＲＯＬＯＧＵＥ　「日本人探求」への旅立ち
・日本語へのチャレンジ
・親切な日本人
・「内助の功」とReal Love
・アメリカでリクルートの現地募集に応募
・銀座八丁目に心地のいい「居場所」を発見
・「リクルートのＤＮＡ」に出会う

●ＰＡＲＴ１　世界の人たちに誇りたい日本人の気質
・１　感謝の言葉が豊かな日本人
・２　残したい「美しい日本語」
・３　日本人の誇るべき「清潔意識」
・４　日本人は共生という“種”を蒔いている
・５　クラクションの鳴らない日本
・６　「自分さえよければいい」という考えを嫌う
・７　豊かな心をくれる駅の生け花
・８　「二面性」をふつうに受け入れる日本人
・９　簡単にＹｅｓを出さない日本人
・10　権利意識が低い日本人
・11　「ダメもと」という免疫をもつ日本人
・12　日本人は「甘え」上手！
・13　サイレンス（沈黙）は日本人の高度な技
・14　お義母さんの心
・15　どんどん素敵になっている日本人の笑顔

●ＰＡＲＴ２　わたしが尊ぶ日本人の習慣
・１　「安心感」というはかり知れない“恵み”
・２　現金の「落し物」をポケットに入れない国
・３　外国人は、日本を学ぶなら日本語を学ぶこと
・４　会話が十分できる日本人の中学英語
・５　世界にアピールしたい日本人の「ほめられ下手」
・６　日本の“もてなし”は稀有な能力
・７　世界が日本的な徹底治療を必要としている
・８　“名字”は日本人の誇り
・９　日本のみなさん、負けないで

●ＰＡＲＴ３　日本のビジネスはここがすごい！
・１　継続に価値を置くエブリワン主義
・２　公私混同を嫌う日本人
・３　日本人は売り込まないのに、なぜ信頼されるのか
・４　「お土産は個数の多いものを」という気遣い
・５　感謝の心を言葉以外のもので表現する日本
・６　社員を犠牲にしない日本の経営
・７　「会社は社員のためにある」という考え方
・８　世界に普及させたい日本の現場主義経営
・９　「みんなで達成する」チームワークこそ日本人の強さ

■著者　ルース・ジャーマン・白石
１７歳と１３歳の子供の母としても、次世代の幸せを念頭に置きながら新しいチャレンジに取り組む毎日を生きる。
『世界に行ってみたらホントはこんなトコだった！？』（フジテレビ）など、各メディアで活躍中。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mazda]

落し物が返ってくるというのはいい文化で他国に誇るべきことかも知れませんが、それに慣れ切った状態で海外に行くことは危険だと感じたりしました。会社は社員のためにある、ということを社是にしている会社も少なくないと思いますが、最近の経団連の動きを見ていると、社員の生活は二の次で、会社は株主と役員のためにあると言わんばかりですね…。日本が2600年続けてきた歴史をもう一度再認識し、基本に立ち返ることができるならば、白石さんの言うように「世界に誇れる」本当の国に生まれ変われると思っています。

2023/12/09

[Daisuke Oyamada]

本書で語られている日本人。 謙遜や恥の文化など。 日本人なら当たり前と思えるような、 黙って語らず、空気を読む。 そんな独特な文化に対して、批判するメディアは多いけれども、これこそが日本人の素晴らしい文化であり、そして、世界に誇れる考え方ではないか。 そんなことを感じさせてくれる内容です。 日本人を持ち上げてくれる著者の姿勢はとても嬉しいが、それを受け止める私達はどうなのか・・・ https://190dai.com/2023/10/16/日本人が世界に誇れる33のこと-ルース・ジャーマ/

2023/10/17

[m1104m]

ハワイ出身のルーシーが思う日本のいいところを列挙。 日本人は謙遜し、おもいやりがあり、性善説の上成り立ち、チームワークを重視する。 日本にいて、日本人としか接しないので、日本の良さが分からない私達にもっとそれを大切にすべきと教えてくれる一冊でした。

2014/03/10

[清作]

ハワイ出身の著者が自身の経験から、日本人にとって当たり前のことにいい意味で驚き、日本人には空気のように常識であることの素晴らしさについて述べている。中でも日本人はグローバル化に遅れまいと欧米の考え方に傾倒しがちだが、著者は日本の維持すべきビジネススタイルもあると論じ、報連相や慎重さ・安易にＹＥＳと言わないことは良いことであると述べられてたのが印象的だった。

2012/10/05

[Fujisaki Tohru]

日本人なら当たり前なことが、海外の人から見たら驚嘆。日本人だから、言われてもピンと来ない。むしろ日本人としてのオリジナリティを捨てて、欧米志向になることにベクトルが向いている。日本人のオリジナリティをここまで賞賛されると、日本人として誇りを持っていいのだと気付かされる。そして、世界に誇れる33のことのうち、いくつ自分に残っているだろうか？と考えさせられる。取り戻そう、そして自信を持とう！そういう気持ちになる。日本を愛してくれてありがとう！

2012/06/20