「核の戦国時代」が始まる - 日本が真の独立国になる好機

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「核の戦国時代」が始まる - 日本が真の独立国になる好機

  • 著者名:日高義樹
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2016/08発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569830926

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内容説明

2016年5月、日本人が平和を求める聖地としてきた広島にアメリカの現職大統領が訪れて祈りを捧げた。これは、原爆がもたらす惨劇を世界の人々に改めて示した歴史的な出来事だと日本国内では受け取られている。だが著者によれば、同時期にアメリカ国防総省の最高首脳たちは、2020年以降におけるアメリカの核戦力の大規模な増強と高性能化を検討しはじめているという。現実の世界は、オバマ大統領の言葉とは逆に、これから「核の戦国時代」とも言うべき危険な時代を迎えんとしている。北朝鮮は水爆の実験を実施したと噂される。ロシアはアメリカとの核兵器削減交渉を事実上やめて、新しい核弾頭とミサイルの開発中だ。中国はアメリカやロシアを真似て、長距離爆撃機の開発を進めている。インドも新しいミサイルとミサイル潜水艦を建造し、核弾頭の開発と増強を行っているという。どうする、日本!? ワシントン情報から読み解く「世界大混乱の行方」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

九曜紋

8
いまや米国は未曾有の危機のさなかにある。中国の台頭による「米中冷戦」と「帝国復活」を目論むブーチンのロシアと対峙し、かつ核保有国となった北朝鮮、イランなどを御していかねばならない。米国民も未知数であり不安でもあるがトランプの突破力に賭けざるを得ない。「核のない世界」を唱えノーベル平和賞を受賞したオバマの戦略思想の欠如が混乱に拍車をかけたのは歴史の皮肉としか言いようがない。著者は以前から日本は安全保障上、独自に核武装すべきと説いてきたが、米国に頼れなくなる今後、日本の覚悟と真価が問われるのは間違いない。2016/07/14

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そうなってしまった以上、後はこの状況でどうするかを考えるしかないですね。2017/09/22

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