内容説明
散歩やハイキングなどで見かけるきのこ350種類の見分け方や食・毒の区別などを、美しいカラー写真でやさしく解説したきのこ図鑑の決定版。
細部までよく分かる詳細な切り抜き写真で、傘(カサ)や柄(エ)、壺(ツボ)など、各部の様子がよく分かり、特徴や見分け方のポイントがすぐにわかります。
マツタケやホンシメジなど、一度は味わってみたいおいしいキノコと、ベニテングタケやツキヨタケなど、食べては行けない毒きのこで、一般に見られるもののほとんどを網羅。
本の大きさはA5判のハンディサイズで、持ち歩きにもたいへん便利。ぜひ散歩やハイキングのときにはかばんやリュックに入れてお出かけください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ももっち
39
ヤマドリダケモドキとして採っていたキノコが、いまではヤマドリダケとして区別されているらしい。日本には、ヤマドリダケの近種のヤマドリダケモドキしかないと思っていたのて、嬉しい!2016/09/27
つたもみじ
27
電子で。膨大な種類のきのこ、きのこ、きのこ。写真も大きく綺麗で、特徴もわかりやすいです。アプリでスマホにも入れたので、まさにハンディ図鑑。良い時代だ。茸類は基本的に、あまり食すことに関しては好きじゃない。けど、見るのは、特に毒きのこは可愛い。テングタケ科は特に可愛い。きのこ狩りのポイントや注意、美味しい食べ方、保存法。眺めるだけでなく実用的にも良書。2017/08/21
鯖
13
毒きのこのページによく似た食用キノコの写真が載っているのが、とても親切だなと思う。カエンダケは見れば見るほど、こいつにだけは近寄らんとこ…と思えるのですごい。マツボックリから専門に生えるマツカサキノコモドキがとても可愛かった。2017/01/10
tamako
9
各専門家のコラムが読み応えあって面白い。なぜか研究者?の顔と一緒に撮影されたキノコの写真もあって、キノコ研究者のほのぼのぶりがうかがえる。DNAでの分類どころか名前もついていないキノコもあるようで、キノコ研究の前途はまだまだ広がりそう。全キノコのうち、毒があるのは10%弱、猛毒は1%くらいだそう。このヒット率の低さが頻繁にキノコ中毒が出る原因なのかもね。同じ種類でも見た目がだいぶ違うものもあるし、有毒キノコとおいしいキノコの見た目がとてもよく似ているのもある。キノコの世界、面白い。2023/01/14
Uzundk
6
目にとまったので。1ページ毎に大体1種とその近隣種の写真、特徴、見分け方、中毒例があり大変読み応えのある本。図鑑の名にふさわしい情報量。いろんな形があるし毒の例も豊富だなぁと感心しきり。茹でたら食べれるやつ、茹でるときに蒸気を吸っちゃいけないやつ、食べたらダメなやつ、ふれてもダメなやつと、まあ毒の種類も豊富だ。キノコ狩りに行くかはさておき、キノコの多彩さに圧倒されるのにはとても良い本。2016/08/21
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