内容説明
ギリシャ時代から二十世紀まで、雄大なる歴史を描き出した音楽史の名著。「形式」と「変容」を二大キーワードとして展開する議論は、今なお画期的かつ新鮮。クラシックファン必携の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
7
音楽の歴史的叙述というよりは、人間や社会がどのような観念を持ってきたか、人間の変化につれて音楽の形式がどのように変遷してきたかが問題となっている。本当に口を酸っぱくして人間と形式を焦点にしているわけで、だからこそ教科書的でなく生き生きと音楽史を学ぶことができるし、この方法は音楽だけにとどまらず芸術一般に適用できるものでもあるだろう。クラシック音楽を知るための初めの一冊が本書でよかった。2019/03/28
りっとう ゆき
5
細かい歴史じゃなくて、各時代の中での音楽の変化、発展、国による違いなどが書かれてて、大きな流れがつかめた。その流れの中での個々の音楽家が描かれているのも良かった。2021/05/13
叛逆のくりぃむ
3
小部ながらも良く纏まつてゐる。2014/03/27
ふゆきち
2
事柄の羅列ではなく、形式の移り変わりとその背景に焦点が当たっています。そのため原題を直訳した『形式変遷史として見たる音楽史』がしっくりきます。100年程昔の本ではありますが画期的に感じました。2022/10/15
tegege
1
古臭い文章は否めないが、情報量は満足。低音から旋律、内声と形式の返還を生き生き述べた。読みづらいが、クラシックの入門には最適な本だ。2012/10/14
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