FEEL COMICS<br> 12

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FEEL COMICS
12

  • 著者名:やまがたさとみ
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 祥伝社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396765248

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内容説明

正気と狂気の境目、わたしは耐えた。彼も越えはしなかった───。 少女、それは一瞬の痛み。気高く強く輝きをはなつ『少女』を描いた珠玉の6編! 未発達なカラダと、成熟した思考を持て余す6人の『少女』たち。清く鋭く、胸に突き刺さる、鮮やかな作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さとまみ(コミックス&BL小説専用)

16
これは、考えさせられた。12とか9とかがタイトル、それは年齢。結構重たい。作者曰く影のある少女。その影が様々で、昇華させるでもなく淡々と話が終わる。凄く心に残る。2016/10/23

ごま

8
BLではないやまがたさんは初。下は7才から上は16才まで、ランダムに6人の少女の話が綴られる。ほんの子どもであっても、雰囲気で秘め事は察知出来る。とはいえ初めての気づきだったり、戻ってこれるか不安ながらの冒険だったり。感受性が豊かだった自分のその頃を思い出してキュッとなる。誕生日に両手の指折り数え『まだ8才か』とがっかりした私には7才と10才の子の話が印象に残った。やまがたさん、やっぱり好きだなぁ。2013/10/08

愛迷もこ.

7
表紙と帯に惹かれて。自分の中の女を自覚し始めた大人びた女の子、あるいは少女たちの短編集。雰囲気とか題材はすごく好みだから、ひとつひとつの話をもっと掘り下げて欲しかった。でも描きすぎると、この密かな痛みを伴った淡々とした透明感が壊れてしまうかもしれない。この短さが逆に普通の日常の一コマな感じもする。何も起こらないし始まらないけど、そこには確かに今の私にしかない想いがあるから。2012/06/27

マッコリ

4
少女と男性の短編集。女の子側からの視点なので綺麗にふわっとまとまってる。明らかに少女に好意を持つ男性がでてくる「10」「12」の話が印象的だった。2011/12/18

4
やっぱりやまがた先生の絵が、話が好きだ。空気がとても好き。やまがた先生ファンは割と熱狂的な方が多いと思うのですが、読書メーターは絶賛される方少ないですね…。男性が苦手(嫌いではない)な私には、歳を取って誤魔化したことや諦めてしまったことを誤魔化しきれずに、でも向き合いきれずに、悩む少女の感情に共感する部分もありました。ホームレスのおっちゃんがいいな。2011/07/31

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